スキップしてメイン コンテンツに移動
 

SNS


 バラエティ番組やスポーツ新聞の記事などで、SNSの煩わしさを叫んでいるのをたまに見かける。いいね をするのが面倒だとか、何を食べたとか、どこへ行ったとか、どうしようもないオナニー的な投稿がムカつくだの見たくないだのといった内容がほとんど。そういう主張を見ると心が狭いな、ストレスがたまっているんだなと思う。


 だいたいSNSは見たくない投稿をする人はフォローしなくければ目にしなくて済むはずなのに、なぜ見たくないものをわざわざ見て文句をつけているのかが不思議だ。友人関係や近所付き合いなど実生活に影響があるなどという言い訳が聞こえてきそうだが、ならば我慢して続けるしかないんじゃないだろうか。SNSじゃウザい奴だけど、付き合いを切るとデメリットが多いということなのだろう。こうなると手当り次第に文句をつけてストレス発散したいだけなんじゃないかとさえ感じられてしまう。

 人付き合いには煩わしいこともつきものだが、こんなネガティブな目線でばかり見ていると、よりネガティブな思考ばかりするようになるんじゃないかと思う。○○はムカつく・ウザいという話題で盛り上がるのではなく、もっとポジティブな話題で盛り上がれる気持ちをもてるように心がけたい。

このブログの人気の投稿

同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになる

 攻殻機動隊、特に押井 守監督の映画2本が好きで、これまでにも何度かこのブログでは台詞などを引用したり紹介したりしている( 攻殻機動隊 - 独見と偏談 )。今日触れるのはトップ画像の通り、「 戦闘単位としてどんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人も特殊化の果てにあるものは緩やかな死 」という台詞だ。

フランス人権宣言から230年、未だに続く搾取

 これは「 Karikatur Das Verhältnis Arbeiter Unternehmer 」、1896年ドイツの、 資本家が労働者を搾取する様子を描いた風刺画 である。労働者から搾り取った金を貯める容器には、Sammel becken des Kapitalismus / 資本主義の収集用盆 と書かれている。1700年代後半に英国で産業革命が起こり、それ以降労働者は低賃金/長時間労働を強いられることになる。1890年代は8時間労働制を求める動きが欧米で活発だった頃だ。因みに日本で初めて8時間労働制が導入されたのは1919年のことである( 八時間労働制 - Wikipedia )。

あんたは市長になるよ

 うんざりすることがあまりにも多い時、面白い映画は気分転換のよいきっかけになる。先週はあまりにもがっかりさせられることばかりだったので、昨日は事前に食料を買い込んで家に籠って映画に浸ることにした。マンガを全巻一気読みするように バックトゥザフューチャー3作を続けて鑑賞 した。

馬鹿に鋏は持たせるな

 日本語には「馬鹿と鋏は使いよう」という慣用表現がある。 その意味は、  切れない鋏でも、使い方によっては切れるように、愚かな者でも、仕事の与え方によっては役に立つ( コトバンク/大辞林 ) で、言い換えれば、能力のある人は、一見利用価値がないと切り捨てた方が良さそうなものや人でも上手く使いこなす、のようなニュアンスだ。「馬鹿と鋏は使いよう」ほど流通している表現ではないが、似たような慣用表現に「 馬鹿に鋏は持たせるな 」がある。これは「気違いに刃物」( コトバンク/大辞林 :非常に危険なことのたとえ)と同義なのだが、昨今「気違い」は差別表現に当たると指摘されることが多く、それを避ける為に「馬鹿と鋏は使いよう」をもじって使われ始めたのではないか?、と個人的に想像している。あくまで個人的な推測であって、その発祥等の詳細は分からない。

話が違うじゃないか

 西麻布に Space Lab Yellow というナイトクラブがあった。 一昨日の投稿 でも触れたように、日本のダンスミュージックシーン、特にテクノやハウス界隈では、間違いなく最も重要なクラブの一つである。自分が初めて遊びに行ったクラブもこのイエローで、多分六本木/西麻布界隈に足を踏み入れたのもそれが初めてだったと思う。