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安倍さんにはタダなのに…

 安倍 晋三 元首相側が「桜を見る会」前夜祭の会場に大量の酒を持ち込み、有権者らにふるまっていた。酒はサントリーが無償提供したものだった。そのサントリーは、原油高によるペットボトルの調達コストの上昇や原材料価格の高騰などを理由に、販売している大半の飲料ブランドのペットボトルやボトル缶商品、酒類を値上げすると発表した。



 この4コマは、このツイートが元ネタ。


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マンガの中より酷い現実

 ヤングマガジンは、世界的にも人気が高く、2000年代以降確立したドリフト文化の形成に大きく寄与した頭文字Dや、湾岸ミッドナイト、シャコタンブギなど、自動車をテーマにしたマンガを多く輩出してきた。2017年からは、頭文字Dの続編とも言うべき作品・MFゴーストを連載している( MFゴースト - Wikipedia )。

同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになる

 攻殻機動隊、特に押井 守監督の映画2本が好きで、これまでにも何度かこのブログでは台詞などを引用したり紹介したりしている( 攻殻機動隊 - 独見と偏談 )。今日触れるのはトップ画像の通り、「 戦闘単位としてどんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人も特殊化の果てにあるものは緩やかな死 」という台詞だ。

話が違うじゃないか

 西麻布に Space Lab Yellow というナイトクラブがあった。 一昨日の投稿 でも触れたように、日本のダンスミュージックシーン、特にテクノやハウス界隈では、間違いなく最も重要なクラブの一つである。自分が初めて遊びに行ったクラブもこのイエローで、多分六本木/西麻布界隈に足を踏み入れたのもそれが初めてだったと思う。

フランス人権宣言から230年、未だに続く搾取

 これは「 Karikatur Das Verhältnis Arbeiter Unternehmer 」、1896年ドイツの、 資本家が労働者を搾取する様子を描いた風刺画 である。労働者から搾り取った金を貯める容器には、Sammel becken des Kapitalismus / 資本主義の収集用盆 と書かれている。1700年代後半に英国で産業革命が起こり、それ以降労働者は低賃金/長時間労働を強いられることになる。1890年代は8時間労働制を求める動きが欧米で活発だった頃だ。因みに日本で初めて8時間労働制が導入されたのは1919年のことである( 八時間労働制 - Wikipedia )。

出自で応援と出自で貶すことの違い

 照ノ富士に向けられた野次「モンゴルへ帰れ」を、スポーツ報知が彼の大関らしからぬ相撲に対するブーイングとして見出しに使用し大きな批判を浴びる事態になっている。この件に関しては、スポーツ報知の「モンゴルへ帰れ」という野次を容認するような伝え方は、差別に対する認識不足があると感じられる。照ノ富士の相撲自体を批判することには何も問題ないと思うが、それを伝えるのに差別的発言を引用する必要性は全く感じられないので、批判を受けるのも仕方がないことだろう。 ハフィントンポスト では、スポーツ報知は以前にもナイジェリアと日本のハーフであるオコエ瑠偉選手の記事で、「野性味全開」「本能むき出し」とアフリカの動物にたとえたような表現をして批判を受け記事を削除するに至ったと付け加えている。個人的にはこの件に関しては批判を受けて記事を撤回するほどでもないと感じていた。格闘家などを野獣に例えることがあるのに、野球選手だと何故ダメなのかと思うからだ。この件と今回の照ノ富士の件を同じように考えることには少し違和感を感じる。