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希望のない希望の党と絶望的な民進党

 新聞各紙面、テレビ各局の報道系・ワイドショー系番組は、9/17に首相の衆院解散方針が報道されて以来、衆院解散・総選挙関連の話題で持ちきりだ。選挙を意識して注目を集めたい政治家達や、他のメディアよりも視聴率や発行部数を伸ばしたいメディアの思惑が重なり、次々と新しい情報が出てくるような状況で、一言でいうなら” ひっちゃかめっちゃか ”な状況。与党の自民がひっちゃかめっちゃかなのは 昨日の投稿 で書いた通りだが、野党側も同じように、というか寧ろそれ以上にひっちゃかめっちゃかだ。そうなった最も大きな要因は、小池氏が国政新党・希望の党の代表に就任すると表明したことにあるだろう。そしてこの希望の党自体もその他以上にひっちゃかめっちゃかな印象が強い。

安倍・自民に対する不信感

 9/28、事前に宣言されていたように召集された臨時国会は何の議論もなく衆院の解散をだけでお開きになった。要するに衆院解散される為だけに召集されたことになる。加計学園問題に関する疑惑の追及・解明というかそれに関する議論を求めて、野党らは憲法53条の いずれかの議院の総議員の4分の1以上の要求があえば、内閣は召集を決定しなくてはならない という規定に基づき、臨時国会の召集を要求し続けていた。しかし内閣は期限に関する規定がないのを理由に毎年臨時国会の召集が慣例的に行われるこの時期まで先延ばししていた。そしてその臨時国会を全く議論を行わず衆院の解散で終わらせるという力技に出た。これについて安倍首相・菅官房長官らは憲法の規定に違反しないという見解を示した。確かに53条には「召集を決定しなくてはならない」としか書かれていないが、それは誰もが「召集を決定(して議論を行う場を設定)しなくてはならない」という意味であると解釈するだろうが、彼らはそう考えていないという事になる。このような憲法の精神を蔑ろにする人たちが政権を担うのは本当に問題がないことなのだろうか。しかも彼らは憲法改正の必要性を声高に訴えている。自分には彼らは国民の為でなく、彼らのような権力者のために憲法を改正しようとしているようにしか思えない。

平昌オリンピックサイトの世界地図とクルド人自治区独立投票から考える

 平昌オリンピックの公式サイトに掲載されていた世界地図に日本列島と樺太がなかったことが大きな話題になっている。現在は既に修正されているが、複数のメディアが「下請け業者のミスだった」という説明がなされたということを伝えている。要するに意図的に日本列島(と樺太)を削除したという嫌がらせ的な要素は一切ないということなのだろう。という事は、管理者は欧米かどこかの東アジアから遠く離れた国の企業だかWebデザイナーだかに制作を依頼していたのだろうか。東アジアに馴染みのない国の人が誤って日本列島を切り取ってしまったのなら、そんなこともあるかもとも思えるが、韓国人のWeb制作者が担当したならば、そのような間違いが起こるとは考え難い。”誰の”かは特定し難いが、意図的に日本と樺太が切り取られた恐れは相当高いとしか思えない。

子供じみた大統領とその子分

 アメリカで最も人気があるプロスポーツ・NFLの選手達の間で、人種差別などに抗議するという理由で試合前の国歌斉唱の際にひざまづいたり、腕を組んで斉唱を拒否するというアピールを行う者が増えているそうで、これについて多くのメディアが報じている。この動きはNBAやMLBなど他のプロスポーツ選手にも広がりを見せているようだ。何故人種差別への抗議を国家斉唱拒否という方法で示すのかと言えば、最も身近な国家権力の象徴とも言える警察官による、安易な有色人種容疑者の射殺事件が一向になくならないことや、8月に起きた白人至上主義者による反対派への無差別殺人行為について、大統領がどちら側にも責任があるというような態度を示し、明確な否定を示さなかったことなどが、その背景にあるのだろう。要するに人種間・民族間の対立を煽っているとさえ思えるトランプ大統領に対する抗議である側面が強い。

臨時国会冒頭解散表明の不可解さ

 9/25の夕方、予告していた通り安倍首相が28日に召集する臨時国会の冒頭で衆院を解散することを正式に表明する会見を行った。首相はこの解散について自ら”国難突破解散”と名づけたようだが、解散に踏み切る主たる理由は今後税率の引き上げが予定されている消費税の増収分の使途変更について国民に判断を仰ぐ為としていたし、それを国難突破なんて表現することには言葉選びのセンスのなさしか感じられず、自分は全くピンとこなかった。ピンとこないどころか、意味の理解し難い話を並べて国民を煙に巻こうとしているようにも見えた。彼の会見での主張には違和感を感じる点が複数あった。 ハフポストによる会見の文字起こし に沿って、それについて指摘してみる。

副総理の過激な発言

 麻生副総理が9/23の講演の中で、朝鮮半島情勢が悪化し難民が日本にも逃れてくるような事態を想定し「 どう対応するか。武装難民かもしれない。警察で対応するのか、自衛隊、防衛出動か、射殺ですか、真剣に考えなければならない 」と述べたと複数のメディアが報じた。これについてネット上では批判的な意見、理解できるという意見など賛否両論が示されている。主要メディアの記事では部分的な発言しか取り上げられておらず、麻生氏がどのような意図でそのような発言をしたのかについて、ある程度想像で補完して考えれば、自分は副総理という立場の発言として決して適切だったとは思えない。

溢れる情報の取捨選択

  Gigazine というブログメディアをよく見る。Gigazineは様々な分野の記事を扱うブログだが、日本の大手メディアがあまり注目しないような海外の記事を元に書かれる記事の割合がそれなりにある。例えば、何々という事についての研究発表が行われた、というような記事もGigazineでよく見かける記事だ。何々に当る部分は大体、多くの人がそう感じているが、これまで科学的な根拠が示されてこなかったり、逆に多くの人が感じていたことが実は何の根拠もなかったというような場合が多い。私達は”研究”だとか”科学的”だとか言われると、どうもそれだけで信憑性が高いという先入観を持ってしまいがちだ。しかしGigazineが取り上げるそれらの記事を読んでいて感じるのは、記事によっては納得させられる場合もあるし、何となく胡散臭さを感じる場合もある。明言していない場合もあるが、どちらの場合も”科学的”とか”研究”なんてニュアンス感じさせる内容である場合が殆どだ。一応確認しておくが、自分が言いたいのは、Gigazineについて胡散臭いと感じることは多くなく、元記事の内容について、”科学的”とか”研究”などのニュアンスを用いて伝えていたとしても胡散臭いと感じることがあるということだ。