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与党の質疑時間配分変更検討について

 自民党が総選挙での圧勝を背景に国会での質問時間の配分について、これまで野党側に多く割り振られていた配分を見直すことを検討している、と複数の報道機関が伝えている。これまでの割り振りや自民党が検討している新たな割り振りについては、与野党・報道機関によって認識に差があるが、いくつかの報道から判断すると、麻生政権までは概ね与党4:野党6だった割り振りを、民主党政権時代に野党だった自公側の要求により与党2:野党8の配分になり、その後は概ねその配分で運営されていたが、今後の配分について与党側が獲得議席数を理由に野党側の配分を減らす検討をしているというのが現状のようだ。この件が最初に明るみになった際は、自民党が与党8:野党2という配分を検討、などという記事も見かけたが、その後は検討されている具体的な配分については続報がほぼない。一部では明日召集される特別国会の会期延長を野党側が求めているのに対して、与党側がその引き換えに質問時間についての配分変更を要求しているという報道もある。

モーニングCROSSのミス

 大阪府の高校による生徒への黒髪強要疑惑については 先日も触れた が、この件に関連してBuzzFeed Japanは大阪府の高校に黒髪を強要されたというを訴えを起こした生徒とは別に、同じような経験をしたという、 アメリカ人祖父を持つ所謂クォーターの現役女子高生に対して取材を行った記事 を、元の件が一斉に報じられたその翌日10/28に掲載した。そして更に翌29日にも、また 関連記事 を掲載したのだが、それは、保守速報という所謂”まとめサイト”がBuzzFeed Japanが28日の記事で掲載した女子高生の画像を、高校を訴えた生徒と混同したという内容だった。指摘された保守速報の記事では女子高生らに批判的なコメントが並べられている。

目が細いのは恥ずかしいこと?

 MLB・ワールドシリーズ第3戦でドジャースのダルビッシュ選手が登板した。対戦相手はアストロズ。アストロズには横浜でプレーしていたこともあるグリエル選手が所属し、5番でスタメン出場していた。試合ではそのグリエル選手がダルビッシュ選手から先制ホームランを打ったが、その際に彼が両目尻を引っ張るしぐさをした為これが話題になっている。  両目尻を引っ張るジェスチャーは目が細いことが特徴の一つであるアジア人、主に東アジア人を揶揄するしぐさという認識が一部にある。そしてこの件に限らず、スポーツ選手など露出の多い立場の、特に欧米人がこのしぐさを行って問題視されるという案件はしばしば話題に上がる。自分は今回の件を ハフポストの記事 で知ったが、その記事も差別を懸念するような論調で書かれているし、記事によればダルビッシュ投手も「 彼のジェスチャーは失礼にあたる。彼は間違いを犯した。彼はここから学ぶでしょう。私たちはみな人間だ 」とコメントしたそうだ。

不必要な校則、不適切な指導

 校則を理由に茶色い髪を黒く染めるように教員から何度も指導された大阪府立高の女子高生が、精神的な苦痛を受けたとして大阪府を相手に訴訟を起こしたことを複数のメディアが報じている。 朝日新聞の記事 によると、母親が入学時に女子高生の髪が茶色いのは生まれつきだと学校側に説明したにもかかわらず髪染めをするようにという指導が行われ、生徒は仕方なく応じていたが色が戻る度に染め直させられ、2年生の時には髪の色を理由に授業への出席を禁じられ、修学旅行への参加も認められず、その後不登校になっているそうだ。しかも教員らは 生来的に金髪の外国人留学生でも、規則では黒染めさせることになる などと述べていたそうだ。この発言が事実なら、時代錯誤も甚だしく、教育の一環だったなんて言い訳は一切通用しないように自分は考える。

大人の言葉遣い・振舞いは子どもに…

 ツイッターなどSNSで暴言・罵倒・過剰すぎる嫌味などネガティブな主張をよく目にする。議論をする上で、意見が異なる人の主張を批判することは全く問題ないことだが、あからさまに人を馬鹿にするような、もしくは感情的な態度でそれに臨むことは確実に好ましいと言えない。暴言と批判は分けて考えるべきだ。自分はそのような傍若無人で独りよがりな投稿を目にすると自己顕示欲の強い若年層を想像するが、一概にそうとも言えないようだ。  維新が今度の選挙で議席を減らしたことなどを理由に、同党の丸山議員が松井代表の責任を問い、代表選が必要なのではないかと批判する旨の ツイート をしたことに対して、維新の元代表・橋本徹氏が、   維新国会議員にも丸山という口のきき方も知らない若造が勘違いしてきた。国会議員は永田町病にすぐかかる。丸山も自分の力で当選したと錯覚している。お前が勝てたのは松井さんが知事をやっているからだ。ボケ!代表選を求めるにも言い方があるやろ。ボケ!こいつには一度注意したのにあかんな。 などと、かなり高圧的な ツイート で応戦している。彼は大阪府知事・市長時代からかなり感情的な言動が目立つ人柄を隠そうともしていなかった。場合によっては、それが裏表のない人として肯定的に受け止められることもあったかもしれない。しかし自分には、彼の態度、特に今回の態度は驕り高ぶっているだけにしか見えない。

賃上げと法人減税

  政府が賃上げに積極的な企業に対して法人税などの優遇措置を行う検討を始める と NHK などが報じた。まだ”検討を始める”という施策の初期の初期の段階のようで、具体的な話は一切報じられていない。なのであくまでも記事を読んだだけの第一印象的な話でしかないが、選挙戦では景気が良くなったと政府が盛大にアピールしたが、大半の労働者の実質的な賃金が一向に上向かないという問題から政府が目を背けているのではないかという批判をかわす為のアピールのように見える。単純に考えれば、賃上げが推進されるような政策は多くの人にとって喜ばしいことだし、企業にとってもメリットがある話だからそれなりに結果が出そうだとも思える。しかし個人的にはある種の懸念も感じる。

選挙後の与党と野党

 朝日新聞が「 もし野党候補が1本化していたら、選挙候補はどう変わった? 」という記事を書いている。全ての小選挙区で与党vs野党の1対1の対決になっていたら、63の選挙区で野党側が勝てたのではないか、というシミュレーションに関する記事だ。シミュレーションをして今後の判断の要素にすること自体を否定するつもりはないが、個人的にはこんな「たら・れば」話はあまり意味がないように思う。今回の選挙で野党候補1本化が実現する要素があったとは思えないからだ。選挙前は野党第一党だったにも関らず、風見鶏的にポリシーを捨てて希望に合流を呼びかけた前川氏、そんな人物を代表に選んだ民進党員らに1本化の音頭がとれたかは大きな疑問だし、第二自民のような希望と既存の野党勢力が合同する可能性は著しく低かったと思う。希望に合流した元民進出身者は、選挙後、希望合流という選択をした自分達の見当違いは棚に上げ、民進党当時と同様に今度は「選挙に負けたのは小池氏の所為だ」と批判を強めている。彼らは”私達は自分の尻を自分でふけないような人々である”と自ら表明しているように見える。これではそんな人々が信用されないのは当然、そんな人々を大勢受け入れた希望自体も信用されなかったという、ある意味順当な投票行動が起きたのだと思う。