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嘘や強引な主張が推し通せる今の日本は、果たして先進国か


 「日本は先進国」と多くの日本人は信じて疑わない。果たして本当にそうだろうか。この数年で、日本は嘘や強引な主張を押し通すことが出来る国になってしまった。その主たる要因は現政権にある。しかし、その政権を長い間容認してきたのは紛れもなく日本の有権者だ。全ての有権者でないにせよ、多くの有権者が与党に投票、若しくは投票しないことによって、現政権を容認してきたというのが実状である。日本では一応民主主義的な選挙制度が実施されているので、そうでなければ政権は続かない。
 しかもこのところ話題になっている桜を見る会の問題についても、当初「政治家は招待者選定に関与していない」「問題はない」という見解を示していた首相や官房長官が、今では首相や官邸だけでなく、与党政治家も招待者の選定に関与していたこと、反省すべき点があったことを認めている、つまり首相や官房長官らがあからさまに事実と異なる主張をしていたのに、つまり嘘をついていた(11/22の投稿)にも関わらず、未だに「些末な問題だ」とか「もっと別の議論をしろ」なんて言っている人がいる。


 この現状を見ていると日本は、先進国的な体裁だけは整えたが中身は今だに発展途上か、若しくは外見だけ残して中身が衰退した状態で、自分が作ったトップ画像のように、決して誇る事のできない実状から目を逸らさせる為に、先進国という体裁を示したいが為に、外から見える部分ばかりを華美にした北朝鮮の上位互換のような国になってしまっているのではないか?とも思えてくる。

 そう思えてしまうのは、一部の与党政治家が、前段で書いた現政権を妄信・黙認するタイプの有権者の典型的な例になってしまっているからだ。自分の出身地である神奈川県選出の三原 じゅん子議員はその1人で、出身県の有権者が彼女を選んでいることを恥ずかしく思う。11/21に参院内閣委員会で野党が桜を見る会の問題について官房長官を追求したことについて、彼女は次のようにツイートしている。


委員会全景と答弁する菅氏、そして眉間にしわを寄せている自身の写真を「この表情、お察しください」という文言と共に投稿した。委員会中の自分の写真は投稿するのに、委員会でどんな議論があったかは「お察し下さい」だけで済ますとは、どれだけ自分大好きなのかだろうか。あなたの支持者は議論の内容に興味はないのか。本人が「お察し下さい」と言っているのだから、彼女はどんな議論がなされていたかをよく分かっておらず、取り敢えず神妙な面持ちで座っていた、ということと察しても問題ないだろう。
 そんな風に推測する根拠は、彼女が今月初旬に


こんなツイートをしていたからでもある(三原じゅん子氏「政権握るの総理だけ」発言に批判 「議院内閣制を分かっていない」 - 毎日新聞)。自民党の元タレント議員と言えば、今井 絵里子議員も「判なき選挙、批判なき政治を目指す」とツイートするなど、しばしば素っ頓狂な主張をしており、その度に政治家としての適性の低さを指摘されているし、


9月に台風被害への対応そっちのけで組閣された新内閣人事によって五輪担当大臣になった、元スピードスケート/自転車競技選手である橋本 聖子議員も、サッカー・ACLの試合会場に持ち込まれた際に大きな問題になった旭日旗を「オリンピック応援に用いることに問題はない」という認識を示しており(9/13の投稿)、彼女も政治家として合理的な思考が出来ないのではないかと懸念する。

 政治家の資質に欠ける者が有名人というだけで国会議員に選ばれ、大臣や政務官にも任命されていることを考えると、確かに民主主義ではしばしば間違った選択が行われるがそれを勘案しても、決して日本は先進国と言えるような状況ではないとしか思えない。
 彼女らのような与党トップの腰巾着が、議員になることが出来て大臣や政務官にもなれるという状況も、片や一応民主主義的な選挙によって議員になっており、片やあからさまな独裁国家という差はあるものの、国のトップにとって利用価値がある者が、YESマンに徹すれば出世できるという点は、今の日本と北朝鮮の共通点だろう。


 トップ画像は、The View from Yozemi Tower Obelisk | 代ゼミタワー オベリスク からの眺め | Dick Thomas Johnson | Flickr と、vantomenによるPixabayからの画像 を組み合わせて加工した。

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