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希望が見いだせない国

 なぜ新型ウイルスだけでなく、本来は味方である筈の政治が私を苦しめるのか。この1年収入は大きく減った。廃業や失業に追い込まれた人、新型ウイルスに感染し命を落とした人、重症化してしまった人に比べたら、それくらいで済んでいる自分はまだ幸運かもしれない。しかし、今の状況は全く希望が見いだせず、毎日絶望的な気分になることばかりだ。


 もう殆ど毎日のように、如何に今の自民政権が、明後日の方向どころか、全く逆方向に向いた政治をしているのかについて書いているので、今日の投稿ではその部分については割愛する。そんな状況にもかかわらず、未だに「政治に文句はなく感謝しかない」なんてゆるフワツイートがたまにタイムラインに流れてくるので愕然とさせられる。今日タイムラインに流れてきたそんなツイートに対して引用リツイートをしたら、そのツイートの主は恥ずかしくなったのか数時間後に当該ツイートを削除していた。
 そのツイートは「政治に文句はなく感謝しかない。精神衛生に悪いからニュースをもう全て日本昔ばなしなどのアニメに差し替えろ」と言っていた。昨年の大みそか・2020年12/31の投稿で、「誰も悪くない、文句言っても仕方ない」なんて綺麗言を言っていたら、いつまで経ってもこの状況から抜け出せない。ハッキリと「自民政権の判断の誤りによって感染が再拡大している」と言わないといつまでも状況はよくならない、ということについて書いた。今日のそのツイートは責任を有耶無耶にするどころか「感謝しかない」ときた。ハッキリ言って「お前はそもそもニュースなんて全然見てないだろう?」という感しかなかった。

 「アニメに差し替えろ」ということは、恐らくTVニュースは精神衛生上悪いと言っているんだろう。新聞やWebのニュースはアニメに差し替えることは出来ない。TVニュースが精神衛生に悪いと思うなら、単に自分のテレビの電源を切るかチャンネルを変えればいいだけだ。アニメだけ見たいならdアニメのような配信を利用すればいい。自分の問題なのになぜTVニュースを全てアニメに差し替えろ!なんて言っているんだろう。
 いや、でも確かに自分も、今のTVニュースは市民の精神衛生上良くないものだと思っている。なぜならもうほぼ全てのテレビ報道は報道と呼べるようなものではなく、政府への忖度が充満してしまっているからだ。そんな意味で言えば、そう考える理由は全く違うが、この人の言っているようにテレビ局はもうニュースなど手を出さずに、その放送枠を全てアニメにしてしまった方がまだ有意義かもしれない。

 以前にも書いたが、一部の新聞はまだテレビに比べたらマシだ。しかしそれでも、あくまでもマシでしかない。安倍事務所が桜を見る会の領収書の提示を再び拒んだという件に関して、マシな新聞の1つである毎日は、こんなツイートで記事を紹介した。

見ての通り「領収書の提示を拒んだ」という最も重要な点に触れていない。「回答を提出した」とだけ書くと、あたかも安倍事務所が誠実に対応しているかのようにも見える。毎日は印象操作したいのか?安倍や自民、現政権に都合の悪いことを隠したいのか?という感しかなかった。
 テレビに限らず日本のメディア全般も、今自分が絶望感に苛まれている原因の1つだ。新型ウイルスだけでなく、不誠実な政府とメディアとも戦っていかないといけないのが現状だし、更に付け加えれば、「誰も悪くない、文句を言っても仕方ない」とか「政治には感謝しかない」なんて言っている人達とも戦わないといけない。この緊急事態の中であまりにも敵が多いのが絶望感を毎日感じる理由だ。

 自分だけの問題なら、この国の未来には希望もないし、もうさっさとウイルスにでも罹って死んでしまった方が楽かも、なんて考えてしまいそうだが、ウイルスに感染すると自分の周りの人にもまき散らしてしまう恐れがあり、他の人に迷惑をかけるかもしれない。そんな風に考えると、自殺者がこれまでにも増して増えているのにも頷ける(11月の自殺者が昨年比11%増 長期化するコロナ影響・求められる支援は ハフポスト)。
 「新型コロナ不況下の自殺者増、実は「急増」しているわけではない メディアの悲観論ははっきり言って過剰」なんて言っている学者もいるが、そもそもコロナ危機以前から日本では死因における自殺の割合が多く、そんな風に思える人の気が知れない。全く冷酷以外に形容詞が見当たらない。つまり、もともと先行き不安感が強かった社会にコロナ危機が拍車をかけている、だから自殺が急増しているわけじゃない、というのが実態だろう。

 兎に角この国には希望がなさすぎる。

 

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