スキップしてメイン コンテンツに移動
 

○○ばかり

 朝寝坊してばかり、遅刻してばかり、授業中に落書きしてばかりで勉強せず成績が悪いなら、怒られるようなことばかりしているのだから、小言を言われても仕方がないことばかりしているのだから、母親が怒ってばかり、小言ばかりになるのは当然だ。

 野党は批判ばかり、野党は反対ばかり、という揶揄がいかに稚拙で馬鹿げているかについては、11/17の投稿で、三権分立の構造と議院内閣制の仕組みから説明したが、もっと分かりやすい例を思いついたので、今度は4コママンガ2つで表現した。

 1本目はトップ画像や冒頭で説明した通りの内容で、何度も何度も怒られることばかりしている子が、親や先生に怒られてばかりなのは当然だ。言い換えれば親や先生が怒ってばかりになるのは当然だ。

 2本目はそれを政治の世界に置き換えたもので、公選法違反や政治資金規正法などに違反する買収や贈収賄が何度も何度も繰り返されたり、憲法の規定を無視した国会召集拒否が何度も繰り返されたり、国会審議や記者会見などで、質問の趣旨をはぐらかし、聞かれたことに答えず、関係ない話で時間稼ぎをして審議・会見時間を浪費することなどが状態化していて、与党が政府と一体化し全くそれを正そうとしないなら、野党が批判ばかりになるのは、政府や与党のそのような行為や姿勢に対して野党が反対ばかりになるのは、ごく当然のことであり、批判も反対もしない方が異様だ。
 そして、そのような状況を「野党は批判ばかり、反対ばかり」なんて言う人、そのような趣旨の記事を載せるメディアも異様である。


 トップ画像と漫画には、かわいいフリー素材集 いらすとや の素材を使用した。

このブログの人気の投稿

フランス人権宣言から230年、未だに続く搾取

 これは「 Karikatur Das Verhältnis Arbeiter Unternehmer 」、1896年ドイツの、 資本家が労働者を搾取する様子を描いた風刺画 である。労働者から搾り取った金を貯める容器には、Sammel becken des Kapitalismus / 資本主義の収集用盆 と書かれている。1700年代後半に英国で産業革命が起こり、それ以降労働者は低賃金/長時間労働を強いられることになる。1890年代は8時間労働制を求める動きが欧米で活発だった頃だ。因みに日本で初めて8時間労働制が導入されたのは1919年のことである( 八時間労働制 - Wikipedia )。

マンガの中より酷い現実

 ヤングマガジンは、世界的にも人気が高く、2000年代以降確立したドリフト文化の形成に大きく寄与した頭文字Dや、湾岸ミッドナイト、シャコタンブギなど、自動車をテーマにしたマンガを多く輩出してきた。2017年からは、頭文字Dの続編とも言うべき作品・MFゴーストを連載している( MFゴースト - Wikipedia )。

大阪万博のテーマ

  久ぶりに風刺画を作った。題材は「大阪万博のテーマ」

同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになる

 攻殻機動隊、特に押井 守監督の映画2本が好きで、これまでにも何度かこのブログでは台詞などを引用したり紹介したりしている( 攻殻機動隊 - 独見と偏談 )。今日触れるのはトップ画像の通り、「 戦闘単位としてどんなに優秀でも同じ規格品で構成されたシステムはどこかに致命的な欠陥を持つことになるわ。組織も人も特殊化の果てにあるものは緩やかな死 」という台詞だ。

嘘や強引な主張が推し通せる今の日本は、果たして先進国か

  「日本は先進国」と多くの日本人は信じて疑わない。果たして本当にそうだろうか 。この数年で、日本は嘘や強引な主張を押し通すことが出来る国になってしまった。その主たる要因は現政権にある。しかし、その政権を長い間容認してきたのは紛れもなく日本の有権者だ。全ての有権者でないにせよ、多くの有権者が与党に投票、若しくは投票しないことによって、現政権を容認してきたというのが実状である。日本では一応民主主義的な選挙制度が実施されているので、そうでなければ政権は続かない。  しかもこのところ話題になっている桜を見る会の問題についても、当初「政治家は招待者選定に関与していない」「問題はない」という見解を示していた首相や官房長官が、今では首相や官邸だけでなく、与党政治家も招待者の選定に関与していたこと、反省すべき点があったことを認めている、つまり首相や官房長官らがあからさまに事実と異なる主張をしていたのに、つまり嘘をついていた( 11/22の投稿 )にも関わらず、未だに「些末な問題だ」とか「もっと別の議論をしろ」なんて言っている人がいる。