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7月, 2020の投稿を表示しています
 

間違いを認めることが出来る国と、認められない国

 コロナ危機が始まった2月から今月まで1人も感染者が確認されていなかった岩手県でも、ついに感染者が。7/29の、一日あたりの全国の新規感染者数も1000人を超え、9府県で過去最多の感染者が出ている。 6月下旬以降、日本で新型コロナウイルスの感染拡大が再び起きているのは明白 だ。

「さよならにっぽん」と言いたくなるようなことばかり

 AKIRAの原作者兼アニメ版監督として有名な大友 克洋さんの短編集に「 さよならにっぽん 」がある。アクションで1970年代後半に掲載された作品を集めたものだが、その大部分は短編集名と同名の作品「さよならにっぽん(1-5)」で構成されている。ニューヨークで道場を開いた男が主人公の物語だ( 大友克洋傑作集 - Wikipedia )。

スーツを着てネクタイをビシッと締めた詐欺師

 スーツとネクタイが大嫌いだ。と言っても、一種のファッションとして否定するつもりは一切ない。自分も数着はスーツを、何本かはネクタイも持っている。しかし馬鹿の一つ覚えのように毎日毎日、特にくそ暑い夏にそんなものを着るのはまっぴらごめんだ。毎日スーツを着ることを馬鹿の一つ覚えと揶揄したが、自分も馬鹿の一つ覚えで帽子はハンチングと決めている。好きで着ているなら、それを馬鹿の一つ覚えと揶揄するつもりはない。

馬鹿の国

 バカ。理解力・判断力・知識などが人と比べて劣っていること、役に立たないこと、機能を果たさないこと、つまらないこと、無益なこと、愚かなこと、などを示す表現だ。漢字では概ね馬鹿という文字が当てられるが、莫迦という字を当てる場合もある。莫迦を当てるのは、サンスクリット語で「痴・愚か」を意味する moha の音写である、 莫迦 の読みとする説に因るらしい( 馬鹿 - Wikipedia )。

Black Lives Matter はトローリング?

 1990年代に10-20代を過ごした人で、小沢 健二さんを知らない人はいないだろう。知らない人はいないは言い過ぎだとしても、知らない人は間違いなく少数派の筈だ。小山田 圭吾さんとのユニット・フリッパーズギター、解散後のソロ活動、そして何よりスチャダラパーとの共作・今夜はブギーバックの大ヒット。因みに世界的な指揮者の小沢 征爾さんは彼の叔父に当たる。

誰かの主観が、=日系人の総意、のようなことにもなりかねない危うさ

  白人が非白人を演じるホワイトウォッシュ、異性愛者が同性愛者を演じた際に起きる批判などが最近ちょくちょく話題になるが、「 文化の盗用 」も近年日本でもしばしば話題になる。つい先日 ホワイトウォッシングの問題の本質 はどこにあるのか、という自分なりの考察を投稿したし、文化の盗用についても、 2017年2/18の投稿 で自分の思いを書いている。

前回緊急事態を宣言した4月とは状況が異なる?

 7/22、日本における新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数が、それまでで最も多かった4/11の720人を、約3ヶ月ぶりに上回る795人を記録した( 【国内感染】22日は795人 1日として最多に 新型コロナ | NHKニュース )。翌7/23は更に多い981人もの感染者が出ている( 国内の新規感染者900人超、全国各地で過去最多を更新 [新型コロナウイルス]:朝日新聞デジタル )。何度も書いているが感染が再拡大した6月下旬以降、何の対策もされていないと言っても同然で、少なくとも今後2週間は状況が好転するとは考えにくい。

オリンピック狂・オリンピック教・オリンピック依存症

  1年後の今日、この場所で希望の炎が輝いていて欲しい と、競泳・池江 璃花子選手が、1年後にオリンピックの開会式が行われる予定の国立競技場でメッセージを発信した、とNHKなどが報じている( 五輪まで1年 競泳 池江選手がメッセージ「希望の炎輝いて」 | NHKニュース )。この表現は同記事の内容に準じた書き方で、池江選手が主体的にこのようなパフォーマンスを行ったかのようだが、実際はそうではないだろう。

米国で起きたSNSの地殻変動が、なぜ日本では起きないの?

 つい最近まで、SNSなどのWebサービスは「表現の自由」「検閲はしない」などの路線を重視するあまりに、そこで行われる誹謗中傷・差別の類に、結果的にかもしれないが寛容だった。あまりにもひどいケースに対しては、これまでも一応対応がなされてはいたが、決して積極的な対応を行っていたとは言い難い状況だった。

安倍自民の女性活躍、美辞麗句で羊頭狗肉

 WEF:世界経済フォーラムが2019年12月に公表した、 男女格差を数値化したジェンダー・ギャップ指数で日本は153カ国中121位 だった。2018年の149カ国中110位からさらに後退し、G7の中では安定の最下位だ( Global Gender Gap Report 2020 | World Economic Forum )。

日本人は熱しやすく冷めやすい

 衣類のしわを伸ばすこて状の道具のことを、日本では単に アイロン と呼んでいるが、これは英語の clothes iron 、 flatiron 、 smoothing iron などの、アイロンの部分だけを抽出した呼称だ。英語で単に iron と言えば、鉄、若しくは鉄製の器具を意味し、衣類用のアイロンに限らない。

マンガの中より酷い現実

 ヤングマガジンは、世界的にも人気が高く、2000年代以降確立したドリフト文化の形成に大きく寄与した頭文字Dや、湾岸ミッドナイト、シャコタンブギなど、自動車をテーマにしたマンガを多く輩出してきた。2017年からは、頭文字Dの続編とも言うべき作品・MFゴーストを連載している( MFゴースト - Wikipedia )。

全国の感染者数増を、都の感染者数増を強調することでカモフラージュしている?

  カモフラージュ とは、フランス語の Camouflage に由来する表現で、周囲の状況に溶け込むことで発見されないようにする為の手法である。単に「隠す」のではなく、 周囲に溶け込み/溶け込ませて目立たないようにする 、というのがカモフラージュを理解する上でのポイントだろう。

恣意的に用いられる言葉の一つ、依存症

 新型コロナウイルス感染拡大による、外出を控えなくてはならない状況は、多くの人の生活環境に大きな変化をもたらしている。6月下旬に政府は外出・移動自粛要請を解除したが、その後東京を中心に新規感染者が再び増えている状況であり、未だに外出や移動は出来るだけ控えた方が賢明であることは明白だろう。

目指してる、未来がちがう。

  目の付けどころが、シャープでしょ 。は、2016年に台湾の鴻海傘下となった日本の電気機器メーカー・シャープが、1990年から2010年まで用いていたコーポレートスローガンだ。使用していた期間が20年と長い為、シャープのスローガンと言えばこれ、と記憶している人も多いのではないのだろうか。

感染症を広げかねないGoToキャンペーンは、政府による国民を標的とした暴力行為

 東京都の昨日の新型コロナウイルス新規感染者数は243人だった。全国でも新たに452人の新規感染者が出ている。東京では今日も280人を超える新規感染者が報告されるという話が、午前中の時点で既に出ている(「 東京の感染者は280人台」一日としては過去最多 )。この水準は政府が 緊急事態宣言を発した4/7頃と同程度 であり、その状況がもう既に約1週間も続いている。

2010年代がバブル越え好景気だったら、25年以上前の設備は既に刷新されるのでは?

 最初のファミリーコンピュータをリアルタイムで経験している世代にとって、 ファミリーベーシックというファミコンをパソコン化するアイテム は、とても懐かしいのではないだろうか。ファミコンに専用カートリッジとキーボードを繋ぐことで、ベーシックによるプログラミングができるようになるという機器だった。打ち込んだプログラミングを、フロッピーディスクですらなくカセットテープを使って記録する、専用レコーダーもオプションとして売られていた。

ルールに隷属することを強要する日本型教育

 今の政府を見ていると、同じ様なことを何度も何度も批判・指摘せねばならず、このブログなどで何度も書くことにうんざりするし、何度も書いているのに一向に事態が改善する兆しが見えず、それどころか寧ろどんどん悪化しているような状況で、そんな政府にも、そんな政権を7年以上も信任し続けている日本の有権者にも絶望感を覚える、という話を 昨日の投稿 で書いた。だが、同じ様なことを何度も批判・指摘する必要があるのは現政権に限らない。

絶望感に襲われても諦めてはならない、絶望の先にあるのは死

 どれだけあがいても埒が明かない状況に追いやられた人が感じるのが” 絶望 ”だ。以前、突然年俸制を導入すると言い始め、単にサービス残業を強要してきた職場に嫌気がさして止めたことがある。しかしその次の職場も、休日出勤上等振替休日なし、残業代一切なしのブラック企業だった。面接の際に話したのは基本給だけで、その他手当に関する説明が一切なかった時点で気付くべきだっただろうが、当時の自分はそれが出来なかった。

防衛は自制的でなくてはならない

 治安を”守る”為、という名目・大義名分の下で振るわれ、正当化される暴力がある。#BlackLivesMattar ムーブメントの中では、警察による、黒人やそれ以外の抗議活動者への、過剰で不当な暴力が何件も指摘された。先日、国家安全法が成立してしまった中国・香港でも警察権力による暴力行為が既に常態化してしまっている。それらも全て治安を守る為という名目で行使される暴力だが、どう見ても ”守る”為ではなく”攻撃”の為の暴力 だ。

仕事をしていない、鈍い、なまやさしい検察

  ナマケモノ という動物がいる。中南米に生息する哺乳類で、生活の殆どを樹木の上で行う猿にも似た動物だが、猿のように機敏には動かず、緩慢でかなりのろのろとしか動かない。 英名は Sloth である。Sloth は怠惰・ものぐさ・不精者を意味する。つまり和名は、恐らくこの英名をそのまま日本語化したのだろう。

65歳にもなってまともに日本語を使えない男を首相に選ぶ日本人

  日々新しい表現が生まれるが、その大半は流行の類であり定着することなく消えていく 。新しく生まれる表現の内定着し一般化するものの方が確実に少ない。今年の4月期のアニメに、2018年からヤングマガジンで連載されている漫画を原作とした「 ギャルと恐竜 」があり、その主題歌・恐竜あげみざわ には、「マジ卍」「やばたにえん」「おけまる水産」などの歌詞があったが、放送開始時には既に廃れていた感があった。

金>ビュー数確保・視聴率>モラル・倫理

 少し前に、所謂バカッターと呼ばれた、不適切な行為の動画や画像のSNS等への投稿が話題になった。当初は、仲間内なら冗談で済むような行為でも、誰でも閲覧可能な状態なWEBで公開することの違いを理解出来ない者による浅はかな行為だったようだが、徐々に不適切な行為と理解した上で、 反応を集めることを目的とした過激な投稿 も目立ち始めた。

コロナ危機の政治利用

  東京の新型コロナウイルス感染者数が再び3桁となって6日が経過 した。以前にも書いたが、潜伏期間がおよそ2週間あり、2週間前の結果が今現れているので、もし今から対策対応をしたとしても、その結果が表出するのは2週間後である。つまり、新規感染者数が3桁になったことに対してこれまで新たな対応はなされていないので、少なくとも今後2週間は今の状況が続くか、更に感染者数が増えることが予想される。

日本人は繊細でよく気が付き、管理が得意?

  チーズは嫌いで食べられない。だがチーズバーガーやピザは美味しい。 と言う友人がいる。彼は本当にチーズが嫌いなのだろうか。チーズ単体では不味くて食べられないそうだから、チーズが好きではないことには違いなさそうだが、チーズが嫌いとは言えないのではないだろうか。自分も、唐辛子を単体で食べる気にはならないし美味しいとは思わないが、唐辛子が使われている料理は、勿論使用される量などにもよるが、美味しい。でも唐辛子が嫌いとは思わない。

緑の地獄へようこそ!

 昨日 7/5は東京都知事選の投開票日 だった。事前に予想されていた通り、小池都知事が再選を果たした。 7/4の投稿 で、関東大震災で虐殺された朝鮮人を、被災者と同質と見なして虐殺の事実を矮小化し、またコロナ危機対応の責任逃れ、自分への支持拡大の為に、ナイトビジネス界隈を「夜の街」と称して責任転嫁するなど、偏見や嫌悪・分断を煽るような発言を、自分の都合で繰り返す者を再び知事に選ぶのかは有権者にかかっている、としたが、都民はその知事を再び選んだ。

象徴とその意味、誰もが同じことを感じるとは限らない

 だからそんなブランド買うな!なんて言うつもりは毛頭ないのだが、シャネルを見ると自分はトップ画像のようなイメージを思い浮かべてしまう。それは、創業者の ココ シャネルがナチスの諜報活動に関与していた と言われているからだ( 「シャネルはナチスのスパイだった」、米発売の新著 写真7枚 国際ニュース:AFPBB News )。

感染の発生が”夜の街”と場所も業種も特定できているなら…

 今年・2020年初頭に拡大が始まったコロナ危機。その勢いは未だ収まる様子がない。米国の感染者数は現在感染が始まってから最も多くなっており、7/2の時点で1日の新たな感染者数は5万人を超えている。ニュージーランドなど既に新規感染者を劇的に減らす国がある一方で、アメリカやブラジルのように感染拡大が止まらない国もある。

論理が欠如した国会の原因は?杜撰なコロナ対応の原因は?

  国会は、国権の最高機関であって、国の唯一の立法機関である と、日本国憲法の第41条に定められている。国会は主権者である国民の意思を反映する、国の最高機関であり、三権分立に基づき行政と司法を監視し、それらに行き過ぎがあれば牽制することが国会の役割だ。

怠惰か無能か、若しくは怠惰で無能か

  サボる という日本語は、破壊活動という意味のフランス語 Sabotage/サボタージュに「する」を付けて日本語化し、更にそれを短縮化した略語である、ということを自分が知ったきかっけは、Beastie Boys の曲「Sabotage」だった。ビースティボーイズのサボタージュは、1994年にリリースされた彼ら4枚目のアルバム・Ill Communication の収録曲の1つである( サボタージュ (曲) - Wikipedia )。

潮流から取り残される日本社会とツイッタージャパン

 ソーシャルニュースサイト・ Reddit 、ライブストリーミング配信サービス・ Twitch が、相次いで トランプ大統領に関連した悪意・ヘイトへの対応 を行った。レディットはトランプ大統領に関連する幾つかのコミュニティを、悪意のある表現を理由に禁止し、ツイッチはトランプ大統領本人のアカウントを、メキシコへの偏見を振りまいたという理由で一時停止した。5月にはTwitterが、トランプ大統領が誤解を招くツイートをしたとして、6/24には攻撃的なツイートをしたとして、その旨の注意を促すラベルを当該ツイートに付けた。