昨日の投稿 では、アメリカ南部の州で続々と成立しているほぼ全面的に妊娠中絶を禁止する法律というのが如何に馬鹿げているかについて書いた。書いた事自体は5/16のハフポストの記事「 アラバマ州で最も厳しい中絶禁止法が成立、波紋呼ぶ。賛成したのは全員白人男性だった 」などを、当日読んだ時点から感じていたことなのだが、昨日それを取り上げて書いたきっかけは、昨日のMXテレビ・モーニングCROSSで、弁護士の三輪 記子さんが この件に触れていた からだ。三輪さんが番組内で主に主張していたのは、「女性が自分の身体に関することを自分で決定する権利が阻害される」という視点での中絶禁止法に対する違和感というか拒否感というか、つまり否定的な見解で、自分が昨日書いた視点とはやや違いがあるものの、好ましいとは到底言えないという結論であることに違いはなかった。 昨日の投稿でも触れたように、アメリカの州は日本の県とは異なり、多くの分野で自治が認められている。中絶禁止法についても成立しているのは南部・中西部のカトリック/キリスト教保守派が強い影響力を持つ地域だ。これについては三輪さんも番組内で触れており、それを前提とした、番組内で画面に表示されたある視聴者ツイートに強い違和感を覚えた。