スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

1月, 2020の投稿を表示しています
 

自民が働きかけ首相がそれに応じたかのように報じたTBS

 最近では少なくなったが、古い建物が残っている地域に行くと今でも見かける、ファサードは洋風なのにそれ以外は瓦葺きの木造日本風家屋だったり、場合によってはトタン板で作られていたりする商店などの建物。昭和レトロを感じるこのような建物のことを、 看板建築 と呼ぶそうだ。

「○○には触れるのに、○○に触れないのはおかしい」という話が全て素っ頓狂ではないけれど

 職場で女性にハイヒールやスカートの着用が強制されることへの疑問を主張する人に対して、「男だってネクタイやスーツを強制されるのに、何を我儘言ってるんだ!」とか、「だったら男に対するネクタイやスーツの強制にも疑問を唱えろ!」のような反論をする人がいる。端的に言ってひねくれている。何故なら、ハイヒールやスカートの強制に異論を唱える人は誰も「ネクタイやスーツが男に強制されるのは当然」とは言っていないからだ。

字幕と吹き替えに見られる、同義語による置き換え

 字幕版と吹き替え版を見比べるのは面白い。どちらも、元の言語が翻訳されている、という点では同じだが、元の俳優と吹き替えた声優の声の差による、微妙なキャラクター性の違いを見たり、逆に殆どイメージが変わらないことを確認するのも興味深い。だが自分が主に注目するのは、 字幕と吹き替えの言語表現の差 だ。

ナチスは、1933年1月に突然、空から降ってきたわけではない

 エイリアンと聞くと、日本人の多くはリドリー スコット監督のSF映画をまず思い浮かべるだろう。その映画の影響なのか、それともそれ以前からなのかは定かでないが、今では Alien は宇宙人の意で用いられることも多いが、 Alien とは本来「よそ者」の意であり、異邦人・在留外国人や、性質の異なる・異質な を意味する 単語だ。

Think out of my box / 先入観にとらわれてはいけない

 「まる」という世界的にも有名な猫が日本にいる。飼い主が2008年にYoutubeへ投稿した、「 特訓するねこ。 」という、缶ビール6缶パックの紙製ケースにダイビングするムービーで人気になった。その映像はUQ WiMAXのCMにも使用された( まる (猫) - Wikipedia )。人気は日本国内にとどまらず、アメリカのペット用品のCMでも彼の映像が用いられた。また彼の飼い主はその後もコンスタントに、 彼が箱に入る動画等を中心に投稿 を続け、2016年9月までに約3億2500万回再生を記録し、Youtubeで最も多く視聴された動物としてギネス世界記録に認定された。

2019年日本の男女格差が過去最低だったのに、世界の真ん中で日本が輝いた、という首相

 「報道写真展2019」を見た安倍首相が「 日本が世界の真ん中で輝いた 年になったのではないか」と述べた、という話が昨年末に話題になった( この1年を「日本が世界の真ん中で輝いた」と表現する安倍首相の世界観とは - 毎日新聞 )。また、 1/23の投稿 でも触れたように、2020年の通常国会冒頭の施政方針演説でも、「 世界の真ん中で輝く日本 、希望にあふれ誇りある日本を創り上げる。その大きな夢に向かって、この七年間、全力を尽くしてきました。夢を夢のままで終わらせてはならない。新しい時代の日本を創るため、今日、ここから、皆さん、共に、スタートを切ろうではありませんか」と述べている( 令和2年1月20日 第二百一回国会における安倍内閣総理大臣施政方針演説 | 令和2年 | 総理の演説・記者会見など | ニュース | 首相官邸ホームページ )。

高橋名人にまつわる2つの根拠に乏しい話

 2000年代にビデオゲームのプロ選手が登場し、昨今はeSportsなどと呼ばれる競技会が盛り上がりを見せ、最早一般化していると言っても過言ではないのだが、職業ゲーマーの草分けと言えば高橋名人だ( 高橋名人 - Wikipedia )。高橋名人はゲームメーカー・ハドソンの広報担当だった為、厳密に言えばビデオゲームのプロとは言えないかもしれないが、1980年代の小学生にはゲームのプロに見えたし、当時彼の人気は凄かった。

国会を見て思う、今の日本は地獄のような状況だ。

 2020年の通常国会が1/20に始まった。まだ4日しか経っていないのにも関わらず、連日信じ難い話ばかり聞こえてくる。この場合の「信じ難い」は、真実が報道されているかどうか疑わしい、という意味ではなく、聞くに堪えない話ばかりが聞こえてくる、という意味だ。国会が始まって、 日本は地獄のような状況 だ、と再確認している。  相変わらず報道各社の世論調査では50%前後の内閣支持率があり、その理由は「他よりよさそう」がトップだそうだが、今の首相・内閣・与党が「他よりマシ」なのであれば、日本の政治家、というか有権者なら誰でも政治家になれるので、日本の有権者は驚異的なレベルの低さだ、と言わざるを得ない。

このままでは日本の人権意識の低さを世界中に露呈することに

  踏み絵 とは、キリスト教徒か否かを判別する為に行われた絵踏に用いられた、キリストやマリアの絵柄が施された木製、又は金属製の板である。絵踏は江戸幕府が禁教令によってキリスト教を禁じた為に行われた。しかし、 踏み絵 - Wikipedia には「初期の段階では、キリシタン狩りに効果があったが、次第に内面でキリスト教を信仰さえすればよい、という考えが広まり、役人の前では堂々と絵踏みをするが、密かに主イエス・キリストに祈って許しを請う信者「隠れキリシタン」が現れ始める。そのため、後期には 必ずしも『キリシタン狩り』の効果は上がらなかった 」という記述もある。

本来なら自国の国家権力に対して最も厳しくあるべきなのに…

 今日のトップ画像は、日本の主要テレビ局の各方面に対する姿勢を示したものだ。1/15の投稿「 国外のデモは報じるのに、国内のデモは報じないメディアは… 」でも、イランの反政府デモは全ての在京TV局が記事にしたのに、自国の反政府デモは全ての局が触れないことの異様さについて書き、 日本のテレビ局が、中国のCCTVなどのように、御用メディア化している 懸念について書いた。その投稿からたった7日間しか経っていないが、この数日の間に再び同じ懸念を感じさせられることがあった。

「誤解が生じる」の本来の用法

 少し前に、あるバラエティー番組でタレントの家ロケをやっていた。そのタレントは潔癖症らしく、訪れたロケ隊が家に上がろうとすると、 不愛想に「これに履き替えて」と言って、 無造作に 軍足の束を放った 。一応説明しておくと、軍足とは作業着店などで安く買える軍手の靴下版で、つまりそのタレントは、ロケ隊に「お前たちの汚い靴下でウチに上がるな」と言ったも同然だった。

「罰則のない規制なんだから」と楽観視すると、その内「罰則つけよう」と言いだしかねない

  天邪鬼とは元来、人の心を察して口真似などで人をからかう妖怪なのだそうだが、現代では概ね、 他者(多数派)の思想・言動に逆らうような言動をする"ひねくれ者"、"つむじ曲がり"な人 の性質を指す表現になっている( 天邪鬼 - Wikipedia )。例えば、今から宿題やろうと思ってたのに「宿題やったの?」と言われたからもうやりたくなくなった、とか、「あそこは危ないから行っちゃダメ」と言われると俄然興味が湧いて行きたくなる子ども心は、天邪鬼の典型だ。

日本テレビは「逮捕とは何か」を分かってる?

 NHKへの不信感はもう結構前から感じていて、この数年何度もそれについての投稿を書いてきたし、昨夏(2019年夏)日韓政府の摩擦が深刻化したタイミングで、民放各社が一斉にフェアとは思えない姿勢の報道を行った為、それ以降はテレビ報道全般への不信感に関する投稿を頻繁に書いてきた。

戦死者の尊い犠牲の上に「戦争放棄を明記した憲法9条」を有する現在の日本がある

 戦死者、特に特攻隊について「無駄死・犬死などと言って英霊を侮辱するな」と主張する人達がいる。高須何某などがその種の主張をしばしば繰り広げるので度々話題になる。またこの数日間、別のツイッターアカウントがその種のツイートを盛んに繰り返しており、それを否定するツイートがタイムラインにちょくちょく流れてくる。いつもなら当該ツイートへのリンクを貼るところだが、恐らく目的の半分は反応を集めて悦に入ることだろうし、そのアカウントだけを批判しても仕方がない状況なので止めておく。

Doctor / 手直しする・改竄する

 自動車レースのF1に相当するバイクレースの世界選手権・MotoGP。現在ヤマハのライダーであるバレンティーノ ロッシ選手は、最高峰クラスで史上最多シリーズ優勝(7回)を誇るスター選手だ。彼が同シリーズに参戦を始めたのは1996年で、今年で41歳になる。最高峰クラスで3度のシリーズ優勝を納めたホルヘ ロレンソ選手が昨年・2019年で引退したが、32歳で引退したことを考えるとロッシ選手の凄さが分かるだろう。

小泉氏育休取得宣言が、パフォーマンスに見えてしまう複数の理由

  小泉 進次郎環境大臣が育児休業を取ると宣言 したことが話題になっている。テレビ各社が流している、これに関する街頭インタビューや自民党幹部の見解、そしてSNS投稿に見られる否定的な見解などの多くが、中年以上の男性によるものであろうことを勘案すれば、小泉氏が言うように「空気を変える」為にも、自民幹部は「パフォーマンスに過ぎない」と揶揄しているようだが、大臣が率先して育児休業を取ることも必要だと感じる。何かしらのアクションがなければ変化が起きることは期待できない。

国外のデモは報じるのに、国内のデモは報じないメディアは…

 「選挙で体制を変えられる国では、デモで意思表明をする必要ない」のような主張をする人がSNS上に複数いるし、実社会で自分と繋がりのある人の中にもそのように主張する人はいる。彼らは知った風な口をきくが、 日本国憲法では21条で集会の自由・結社の自由・表現の自由、検閲の禁止、通信の秘密について規定しており、デモを行う権利が市民に認められている ( 日本国憲法第21条 - Wikipedia )。しかも同様の権利は他の選挙で体制を変えられる国でも認められており、それは近代民主主義国家の大前提の1つだ。

誤解が生じたなら、詫びて訂正してやるよ。

 「 麻生副総理がまた不適切発言 地元・福岡で「日本は一つの民族」|【西日本新聞ニュース】 」によると、麻生 太郎は1/13に、福岡県で行われた国政報告会の中で、日本について「 2千年の長きにわたって、一つの民族、一つの王朝が続いている国はここしかない 」と述べたそうだ。普段自分はどんな人に対しても何かしらの敬称を付ける。たとえそれが不適切な行為を行った者でも。しかし今日の投稿では、強い軽蔑の思いを込めて、敢えて麻生 太郎を呼び捨てにする。

陰謀・共謀・結託・慣れ合い・談合

 トップ画像は、1990年代パンクブームを牽引したバンド・ オフスプリング が、2000年にリリースしたアルバム・ Conspiracy of One のジャケットだ。 Conspiracy は「陰謀・共謀」「結託」「慣れ合い」「談合」 などを意味する。このアルバムの13曲目には同タイトルの曲がある。「みんなの気付かないところで、誰かの陰謀が渦巻き何かが起きていて、誰もがその悪い影響を受けている」のような内容の歌詞だ。  この曲の背景をよく知らないが、所謂陰謀論を茶化した内容にも見えるし、Red over White という星条旗を示唆するような歌詞や、サビに Nobody wins という歌詞もあるので、権力者が国民の知らない間に、国民が一切得をしない計画を進めている、のような事を歌った曲にも聞こえる。

世界最大のいじめっ子とその腰巾着

 グランドセフトオートシリーズで知られるロックスターゲームズの作品に、 Bully/ブリー というタイトルがある。 Bullyとは「いじめっ子」 を意味する。プレイヤーは15歳の問題児となり学園生活を送る、という内容のゲームだ。今日のトップ画像はその ブリーのイメージ画像 のパロディで、米国を、というか世界を代表するいじめっ子・トランプを当て嵌めてみた。彼が睨み付けている相手を黒く塗りつぶしたのは、その時々で対象が変わるからだ。

スポーツと礼節、スポーツと政治的メッセージ

 2018年の全国高校野球選手権大会では、岡山代表・創志学園の投手が、審判から ガッツポーズを「必要以上に行わないように」と注意 される一幕があった。高校野球ではガッツポーズが禁じられているわけではないが、高野連審判規則委員会の高校野球周知徹底事項に、 喜びを誇示する派手な「ガッツポーズ」などは、相手チームヘの不敬・侮辱につながりかねないので慎む とあるそうだ( ガッツポーズはなぜいけないのか――高校野球の美学(上)― スポニチ Sponichi Annex 野球 )。

日本の法務大臣の「推定無罪の原則」を無視した発言

 カルロス ゴーン氏が1/8に記者会見を行ったことについては 昨日の投稿 でも触れた。ゴーン氏の密出国に関連した東京地検のいくつかの振舞いは最早支離滅裂であり、日本の捜査機関・司法界隈が世界の常識から置き去りにされている、と書いた。しかし、そう感じられるのはそれらの例だけに留まらない。ゴーン氏の会見に関連した記者会見の場で、 日本の法務大臣が「推定無罪の原則」を無視する発言を行った 。

世界の常識から置き去りにされ、荒果てている日本

  Abandoned は、見捨てられた、放棄された、荒果てた等を意味する。写真素材サイト・ Unsplash で検索ワードに用いる と、廃墟や廃車などの画像が多くヒットする。Abandonには、置き去りにする、という意味もあるので、Abandoned は、置き去りにされた、という意味もある。  なぜこのワードに触れたのかと言えば、今の日本が世界の常識から置き去りにされている、日本が荒果てていると感じるような事案が昨日の報道の中にいくつかあったからだ。

「年が変わればそのうち忘れられる」を現実にするのは…

 「 さようなら、モーニングCROSS。今までありがとう。 」以来、 テレビ報道に触れる機会がかなり減った 。と言っても全く見ていないわけではなく、朝何気なくつけっぱなしにしてある情報番組や、よく行く定食屋のTVで流れている昼のニュースなどは目に入ってくる。2019年 12/4の投稿 、 12/18の投稿 、2020年 1/6の投稿 などは、そんな時に気になったことを元に書いた投稿だ。

高みの見物

 「 To see it rain is better than to be in it. 」という英語の言い回しがある。直訳すると「雨の中にいるよりも、雨が降るのを見ている方がいい」だ。雨に降られて濡れるより、濡れない場所で雨を見ていた方が気が楽だ、というニュアンスが込められた表現である。個人的には少しニュアンスが異なると考えているが、これを日本語に訳す際に、「高見の見物」という慣用表現が充てられる場合がしばしばある。確かにそのニュアンスが全くないとは言えないだろう。

若い女性のマスコット化について

 今日のトップ画像は 横浜大洋ホエールズ/ベイスターズの歴代メインマスコットキャラクター である。左上が大洋ホエールズ時代のマリンくん、真ん中がベイスターズ時代のホッシーくん、右がDeNAが親会社になって以降のDB.スターマンだ。  横浜市生まれの自分が物心ついた頃は、ベイスターズではなくまだホエールズだったので、マリンくんが描かれた濃いめの青のメガホンを持っていた。ベイスターズにチーム名が変わってから5年後の、1998年に38年ぶりのリーグ優勝を果たしたこともあって、ホッシーくんにも馴染みがある。しかし近年は野球への興味が低迷しており、DB.スターマンにはどうも親近感が湧かない。

どんなに時間が経過しても時代遅れにならないもの

 音楽のデジタル配信を使い初めてからCDショップを、月額制動画サービスを使い初めてからレンタル店を殆ど使わなくなった、という話を 2018年10/28の投稿 で書いた。コンテンツを消費する際にその器は大して重要ではない、という話の筋だったので、その2つにしか触れなかったが、 プロジェクターを買ってからは映画館にもあまり行かなくなった 。

戦争が始まる懸念、「トランプと考えが一致した」と言いかねない日本の首相

 トランプ大統領の命を受け、 米軍がイラク・バグダッドの国際空港を空爆し、イラン革命防衛隊のソレイマニ司令官らを殺害 した、という報道が1/3にあった( 米軍、イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害 高まる緊張感:朝日新聞デジタル )。この報道後、 ツイッターの世界のトレンドに、WWIII、つまり第三次世界大戦が上がった 。自分もこの件からサラエボ事件を連想したが、同じ連想をした人が世界中に多数いた、ということだろう。

ANNによる安倍首相に言い訳をさせるインタビュー

 「 NHKの安倍首相に言い訳をさせる特番 」というタイトルの投稿を、つい4日程前・2019年12/30に書いた。12/29に放送されたNHKスペシャル「 証言ドキュメント 永田町・権力の興亡 最長政権 その光と影 」に関する投稿で、投稿のタイトル通りの所感を述べた。その終盤で「自分が 不信感を抱いているのはNHKに限らずテレビ報道全般 だ」としたが、年末にNHKが安倍氏やその周辺に言い訳させたかと思ったら、年明け早々今度はテレビ朝日が似たようなことをやっていた。

必要以上に人目を気にする人が多い ことの弊害

  日本人には必要以上に人目を気にする人が多い 、という話に関連する記事を昨日2つ見つけた。日本人には必要以上に人目を気にする人が多い、という認識が正しいか否かについては、この投稿では詳しく言及しない。しかし、自分の少ない海外での経験と非日本人とのコミュニケーション経験などから、そう強く感じている。勿論あくまで傾向の話であり、人目を気にしない日本人もいるし、人目を気にする外国人もいないわけではない。しかし、そのように感じている人は決して少なくはないのではないだろうか。

始まりと終わり、諦めない姿勢

 2019年が終わり2020年が始まった。2010年代が終わって2020年代が始まった。しかしこの節目という感覚も、 昨日の投稿 で触れた国境と同様に人間が人為的に決めた暦によるもので、別の言い方をすれば「 誰かが一方的に決めた節目 」であり、2019年12/31から2020年1/1になることに特別を感じるのは不思議なものだとも思う。とは言っても、社会全般で特別感が演出されていることもあり、そんな風に思いつつも何となく特別感を感じてしまうものだ。