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5月, 2020の投稿を表示しています
 

中央政府/主要自治体の行政、警察が信用できない国は先進国だろうか

 ずっとそれについてこのブログでは書いてきたので、その理由は割愛するが、現在 過去最高に政府への不信感が最高潮に高まっている 。少なくとも自分の中では。自分も2015年頃までは、政治家や権力者は信用出来なくても、行政機関の大部分は概ね信用は出来るのではないか?と、漠然と考えていたが、このコロナ危機でのそれらの振舞いによって、全く信用できないというこれまで”疑い”だった感覚が”確信”に変わった、という気分にさせられている。

蔓延る二重規範、論理軽視、情緒重視

 アメリカ・ミネソタ州ミネアポリスで5/25、黒人男性が警察官に路上に押さえつけられ死亡した件には、 一昨日の投稿 でも触れた。これに対する抗議デモが翌日から始まったが、5/27夜頃から一部が暴徒化し始めたと伝えられている。現在抗議や暴動はミネアポリス以外でも起きているらしい。

情緒的なだけで、責任感なし、気を付けろ。警告、覚悟

 少し前から「 エモい 」という言葉が若者言葉として取り扱われている。エモいの「エモ」はemotion / emotional のエモであり、つまり感情的 / 情緒的 のような意味合いだが、昨今このエモいという表現は、ジェネリックな「ヤバい」のように多用される。「エモいね~」と言っておけば取り敢えず格好がつくような、社交辞令的というか、最早相槌を打つように使われている。

物事を大雑把に都合よく拡大して解釈する人

 ニューヨークにある、世界で最も有名な都市公園の1つ、セントラルパークで、犬にリードを付けていなかった飼い主の白人女性に対して、黒人の男性が「紐を付けて」と注意したところ、飼い主の女性が「アフリカ系アメリカ人の男によって命の危険にさらされている」と警察に通報した、という事件に関する記事をハフポストが掲載している。

レガシーデバイスと化した現首相/大臣/政権

 現在、 5/25の投稿 でも触れた、 SNSなどで誹謗中傷に晒されていたテレビ番組の出演者が亡くなった件が注目され、何かしらの対策が必要という声が盛り上がっている。SNS事業者がこのような状況を受けて声明を発表しているが、これまでも同種の事案は枚挙に暇がなかったのに、抜本的な対応をしてこなかったのに「何を今更、人が死なないと動かないとは…」という感しかない。

感染症対策を政治的なカードとして利用し、小出しにする悪魔

 このカードゲームのことをトランプだと思っているのは日本人だけだ。トランプとは、本来はここぞと言う時に切る「切り札」という意味で、英語ではこのカードゲーム用のカードのことを「 プレイングカード / Playing card ( Wikipedia )」と呼ぶ。 トランプ - Wikipedia には、出典の記載がない為に真偽は定かでないが、明治時代、入国した欧米人がゲームをしながら「トランプ」という言葉を何度も発していた為、日本人はそれをカードの名称だと勘違いした、という説が掲載されている。

印象操作とは何か

  首相やその周辺が用いる詭弁によって、多くの日本語表現が破壊されていて、そこに「責任」という言葉も加えなくてはならない状況である、と 5/22の投稿 で指摘した。民意を「真摯に受け止める」と言いつつ、全く何の反応も示さずに放置したり、何かにつけ「誤解が生じたなら謝罪する」と、あたかも誤解が生じただけかのようなことを、彼らが再三に渡って言い続けていることで、真摯や誤解という表現に逆説的な意味が既に生まれてしまっている、ということはこれまでに何度かこのブログで書いてきた。

政治だけでなく、メディアの質も下がっていると言わざるを得ない状況

 このブログでは、これまでに何度も「 内容だけでなく見出しにも、正確性と妥当性が求められる 」ということについて書いてきた。何故なら、記事の内容を読まずに見出しだけをみる人が確実に存在し、誤ったイメージを流布することになりかねないからだ。  例えば、映画の宣伝など娯楽に関する内容の記事では、少々センセーショナルで内容とは印象の違う見出しを掲げても、それ程問題にはならないだろう。確かに人の目を惹くにはキャッチーな見出しも必要だろうが、報道にそれは相応しくない。

この国のメディアはもう概ね死んでる、と感じるワケ

 最近は全く行ってない、というか行けないので、渋谷の再開発が今どうなっているのかは全然分からないが、数年前に桜丘地区が再開発の為にもぬけの殻になった時、渋谷の魅力が減った気がした。確かに同地区は狭い路地が入り組んでいて、決して現代的な町はなかったが、それも渋谷、というか東京の魅力の一つだと思うからだ。

責任の所在、誰がその責任をとるのか

 政府が国会審議も通さずに一方的に法解釈を変え、定年の延長を決めた東京高等検察庁の検事長人事が問題になったのは今年の2月のことだった。なし崩し的にその人事は勧められ、黒川 弘務検事長の定年延長を政府は閣議で決定、だが、その決定の合理的な根拠の提示を求められても、政府はまともに提示することが出来ていなかった。

有権者のマルチタスク能力の限界による処理の非効率化を狙う政府

  マルチタスク (multitasking) とは、複数の作業を同時にもしくは短期間に並行して切り替えながら実行すること。例えば、携帯電話で話をしたりスマートフォンをいじったりしながら自動車を運転するような行為をいう( マルチタスク (心理学) - Wikipedia )。ただ近年単にマルチタスクと言えば、多くの人が連想するのは、複数の作業を同時に行うコンピューター処理の方ではないだろうか。

ブラック上司/ブラック首相、ブラック企業/ブラック国

 所謂ブラック企業と呼ばれる、サービス残業が常態化していたり、有休をとることもできないのが当然になっている環境の企業で働いた経験がある人なら分かるだろうが、その種の企業で働いていると感覚が麻痺する。「 周りも皆この環境で文句を言わずに働いているのだから… 」という、正常性バイアスが働き、それが当たり前、普通のことだと思い込もうとするようになる。

#安倍内閣総辞職を求めます Dark Orbit 01 (Liar ABE remix)

 5/18、これまで強行採決すると見られていた検察庁法改正案について、支持率30%台への低下を受けて、政府と与党は今国会での採決見送りを決めた。そう決めた後の 安倍のぶら下がり会見での話が、まるでサンプラーのように同じ言葉を繰り返すだけで滑稽 だったので、今日はその会見の映像/音声をサンプリングしたリミックスを作っていた。

狭い世界 / 井の中の蛙大海を知らず

  It's a Small World はディズニーのアトラクションの1つで、東京ディズニーランドにもある。 イッツ・ア・スモールワールド - Wikipedia によると、1964年のニューヨーク万博に展示された、ディズニー制作のパビリオンがその始まりなのだそうだ。「人種や性別、国籍、言語の違いがあっても子供達は何のしがらみもなくすぐに友達になれ、ケンカしても泣いて笑ってすぐに仲直りしてしまう。まさしくこれが平和の世界ではないか」という思いが込められていて、戦争のない平和な世界がテーマになっている。  狭い世界でいがみ合うのを止めよう、の狭い世界が「Small World」なのだろう。

#週明けの強行採決に反対します / 落ち着いて冷静に声をあげ続けよう

 先週末に引き続き、ツイッター上では 検察庁法改正に反対する抗議行動 が起きている。ツイッターで #検察 と入力しても、最も多い投稿数のハッシュタグではなく、そのハッシュタグへのアンチタグや、投稿数の少ないハッシュタグが予測変換上位に表示されることによる、幾つかのハッシュタグへの投稿の分散が見られ、見かけ上は先週末の #検察庁法改正案に抗議します ほど1つのハッシュタグでの投稿数は多くない。だが確実に抗議する旨の投稿は多く、今週も抗議の声は上がっている。

Nazi-like ナチスを彷彿とさせる(手法)

 昨夏、厚生労働政務官が不祥事疑惑報道を受けて辞任したが( 上野厚労政務官が辞任 在留資格で口利き疑惑報道: 日本経済新聞 )、テレビ各局が軒並み、そっちのけで韓国法務大臣候補のスキャンダルに終始したことや、日韓政府の関係悪化について、日本政府に肩入れしているとしか言いようがない報道に明け暮れたことによって、個人的なテレビ報道への信頼は地に落ちた。

恥の概念を持たない頓珍漢

 今、日本史上最もトンチンカンな男が首相の座にある。しかも7年以上もその状態が続き、調査では未だに40%程度の支持があるそうだ。森友加計学園の問題、桜を見る会の問題などを通じて、日本の首相の頓珍漢は既に世界中に広まっている。そしてこの新型コロナウイルス危機への対応で、最早疑いようのないこととして認識されただろう。  このままではこの首相だけでなく、この男に首相を続けさせている党やその党を選んできた日本の有権者、つまり日本自体がトンチンカンな国と認識されてしまう。いやもう既にされているだろう。

大勢なだけで、進歩なし。気を付けろ。警告、覚悟

  大勢なだけで、進歩なし。気を付けろ。警告、覚悟 。これは、ドイツのテクノDJ/トラックメイカー・アーティスト、Mijk van Dijk の1999年のアルバム・teamwork の、日本版に収録されていたボーナストラック、 More People-Less Progressive でサンプリングされてた日本語の台詞だ( Mijk Van Dijk - Teamwork (1999, CD) | Discogs )。

焼け石に水

  焼け石に水 とは、「火に焼けて熱い石に水を少しばかりかけても冷めないように、援助や努力の力がわずかで効果があがらない状態であることのたとえ」である( 焼石に水(やけいしにみず)とは - コトバンク )。トップ画像のような、煮えたぎる溶岩にペットボトル1本分程度の水をかけても、すぐに蒸発してしまうだけで殆どなんの意味もない、のようなことだ。

情緒的で論理的思考が苦手な日本人

 その真偽は別として、「 日本人は論理的思考が苦手である 」と言われている。 ロジカルシンキング#日本語と日本人の特殊性との関連 - Wikipedia によると、「こうした主張は英語やフランス語をはじめとする、欧米の言語に堪能な明治時代の日本の知識人によって主張され、志賀直哉等の日本語不要論に展開する議論の一部となってきた」そうで、その発想の根源は凡そ、 日本語で書かれた文章が、他の言語による表現に比べて抽象的で曖昧であること が多い、ということにあるようだ。

初めから諦めては、何事も達成することはできません

 「 あきらめたら そこで試合終了ですよ…? 」はバスケットボール漫画最大のヒット作、スラムダンクの中でも、1,2を争う名言だ。自分の世代より少し上の人に「やっぱりバスケットボール漫画と言えばスラムダンク」って言うと、「いやダッシュ勝平が…」という話が出てくるし、少し下の世代だと「黒子のバスケでしょ…」という話が出てくる。自分達の世代でも、スラムダンク以前からバスケットボールをやっていた奴に聞くと「Dear Boysもある」という話も出てくる。

#検察庁法改正案に抗議します

 行政による「検察の私物化」、検察官の定年を65歳に引き上げ、内閣の判断により検察幹部の「役職定年」を延長することを可能とする検察庁法改正案は、日本の法治を否定する、という抗議行動の為にリミックス及びミュージックビデオを作った。

無責任男・日本一の裏切り男

 10年前まで 日本の「無責任」の代名詞と言えば植木 等さんだった 。自分はリアルタイムのハナ肇とクレージーキャッツは知らないけれど、レコードが小学校の友達の家にあったので、スーダラ節やハイそれまでヨ、だまって俺について来いなど、彼らの数々のヒット曲をそこで聞いた。小学生にも分かる面白い歌詞がウケて、リアルタイムでもその頃リバイバルがあったわけでもなかったが、一時期仲間内で流行った。

フィルターの特性を知ることの重要性

 最近はスマートフォンで写真を撮る人の方が多いし、スマートフォン撮影がここまで一般化する以前から、コンパクト機を中心にソフトウエアでエフェクトをかける機能を備えたデジタルカメラは決して少なくなかった。撮影ソフトやデジタルカメラの機能を使って、ソフトウエア的に撮影画像を加工することを「エフェクトをかける」と呼ぶが、「 フィルターをかける 」と呼ぶこともある。

「不快だから取り下げろ」をOKにすると…

 タイムボカンシリーズはタツノコプロが制作した、正義の味方の主人公と、リーダーの女と男の子分2人の悪玉トリオが対決する形式のコメディアニメだ。サザエさんやドラえもんのように絶え間なく放送が続けられてはいないし、ガンダムシリーズ程の頻度で新シリーズが作られているわけでもないが、相応に人気のある作品で、2000年以降もコしばしば新作が制作されており、2009年には同シリーズの一つ・ヤッターマンが実写映画にもなった( タイムボカンシリーズ - Wikipedia )。

報道の向こう側

 プロパガンディは1986年に結成したカナダのパンクバンドである。自分がこのバンドを知ったのは、1990年代、グリーンデイやNOFXなど新世代のパンクを(70-80年代の、ピストルズやクラッシュ等・主に英国発パンクに対する、80年代後半から90年代の、主に北米発のパンクという意味での”新世代”)、日本ではメロディックコア、略してメロコアと呼んでいた時期だ。

緊急事態でも、私邸でゴロゴローゴロゴロー

 4月中旬以降見かける割合はかなり減ってきたものの、未だに「安倍首相は頑張っているので団結しよう、批判は止めよう」みたいなことを言ってる人がいる。  感染防止に殆ど効果がないと指摘されている小さな布マスクを、何人家族であろうと世帯にたった2枚だけ配るという、稀に見る天下の愚策を打ち出し、しかもいざ配布し始めたら汚れ等不良が多発し頓挫した政策に、466億円もの予算をかけると言っていたのに、「金と時間の無駄だ」という指摘を受けると急に「90億で収まった」と言い始め、しかも発注先は4社と言っていたが何故か3社しか公表せず、渋々4社目を公表する際に「実は5社でした」とも言い始め、更にその隠されていた4社目が登記すら怪しい、殆どの人が名前も聞いたことがないような会社だった、なんてことがあっても。

Smells Like Teen Spirit をプンプンさせている日本の首相

 人生で初めて手に入れたCDはマイケル ジャクソンのBADだった。当時MCハマーとマイケルジャクソンが学校で流行っていて、自分はマイケル派だった。多分、ガンダムやアキラなどの近未来モノが好きだったこともあって、ディズニーランドで見たキャプテンEOの印象が強かったからだと思う( キャプテンEO - Wikipedia )。マイケル ジャクソンによって海外の音楽に興味を持ち始めた。

問題解決には、場当たり的対応でなく抜本的な対策が必要

 団地や学校の上層階ベランダや屋上、鉄道や高速道路等にかかる陸橋などに、ネットやフェンスが設置されていることがある。そのような場所全てにネットやフェンスが設置されているわけではなく、ある場所もあれば、ない場合もある。設置された理由は様々だろうが、以前飛び降り自殺があった、場合によっては複数回発生したなどによって、 自殺防止の為のネットやフェンスが設置される こともあるようだ。

「王様はどう見ても裸です」と伝えるのが報道の役割

  「裸の王様」はアンデルセン童話の1つ である。マッチ売りの少女や人魚姫、親指姫、みにくいアヒルの子などと並んで、日本でもポピュラーな作品だ。英語では「The Emperor's New Clothes」というタイトルだそうで、直訳すると皇帝の新しい服である。裸の王様という日本語訳のタイトルは、 Wikipedia の各国版をざっと見た限り、特有のタイトルのようだ。

亀より遅い

 「明治時代に内閣の制度ができて以来、 初めて閣議をテレビ会議方式で開催 」などと昼のニュースが報じている。勿論、新型コロナウイルス感染リスクを減らす為の対応として、1か所に閣僚を集めずにビデオチャット形式で閣議が行われた、という話である。これを見て「安倍内閣頑張ってるな!」と思う人はチョロい。騙すのは簡単だ。何故なら、政府や自治体が「感染を抑制する為に人の密集を避けろ」と言い始めたのはもう1ヶ月半も前のことだからだ。