スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

8月, 2020の投稿を表示しています
 

日本のおわり。

  日本の終わりはもう始まっている んだな、と、昨日強く感じた。週末に行われた共同通信、日経/テレビ東京合同の2つの世論調査で、安倍内閣の支持率が50%台に回復したというのだ。両者とも約1か月ぶりの調査だが、この1か月の間に一体どんなポジティブな要素があっただろうか。全く思い当たらない。

論理よりも情緒な日本

 立民 石垣 のりこ議員が安倍について「 大事な時に体を壊す癖がある危機管理能力のない人物 」と表現し、そんな「総理総裁に担ぎ続けてきた自民党の「選任責任」は厳しく問われるべきです。その責任を問い政治空白を生じさせないためにも早期の国会開会を求めます」と、8/28の安倍が辞意を表明した記者会見の直前にツイートして批判を浴びている。

政治・社会の適正化が叶うかはこれからにかかっている

 安倍が記者会見を開き辞意を示した。ツイッターのタイムラインに「 緊急 記者会見」という表現を用いたツイートが複数流れてきた。中にはメディアの公式アカウントが緊急記者会見としているものもあった。数日前から会見が行われることが分かっていたのに、一体どこが緊急なのだろうか。

女性の権利向上を標榜する人の中にも、色眼鏡をかけている人がいる

 赤いレンズのサングラスをかけて空を見上げると、真昼間でも夕方のような景色が眼前に広がる。厳密には夕焼けとは違う景色だが、ぱっと見は昼の空よりも夕方、若しくは朝焼けに近い風景が見える。これが元になった慣用句に「 色眼鏡で見る 」がある。能動的又は偶然上辺だけに注目したり、先入観に引きずられるなどして、本質を見誤る又は本質から意図的に目を背けることを意味する表現だ。

分析力に欠けるメディア

  現政権と同じくらい、日本の主要メディア、特に政治部の報道に不信感がある 。最早報道と呼びたくない。呼べる代物ではないと思っている。 昨日の投稿 でも「政府周辺の記者会見は、記者らの一部が積極的に加担、または忖度することで茶番劇と化している」と書いたばかりだ。

政府や与党が興じているバーレスク(茶番)

  バーレスク/Burlesque と言うと、多くの人はセクシーな女性による歌や踊りなどのショーを思い浮かべるだろう。しかしそれはアメリカン・バーレスクに影響を受けた日本におけるバーレスクのイメージで、バーレスクという言葉の一側面に過ぎない。

政治への無関心は将来にツケを回すことになる

 コメディアン/俳優として知られる小松 政男さんが、運転免許証を自主返納したそうだ。約60年間無事故無違反だったそうだが、6月頃に物損事故を起こしたことがきっかけになったらしい。返納にあたって「車がないと生活できない地域もある。免許を返上して生活に困るようではダメ。代替の交通手段にも配慮してほしい」ともコメントしたそうだ。

首相が病院を訪問する?

  病院へ行く 、という表現にはいくつかの意味がある。怪我や病気のケアの為に病院を訪れる場合も、自分は健康だが誰か入院中の者のお見舞いに行く場合も、医者や看護師などそこで働く者が通勤する場合も、どれも「病院へ行く」だ。つまり病院へ行くと言っただけでは、どんな目的なのかは定まらない。

ディストピア・日本

 ユートピア/utopia・理想郷に相対する、 ディストピア/dystopia という概念がある。日本語に訳す場合は暗黒郷などとされる( ディストピア - Wikipedia )。トップ画像は、ディストピアと聞いて自分がまず思い出す、バックトゥザフューチャー2で未来から戻った主人公のマーティが目の当たりにする、元の現在(1985年)とは違う、同映画の悪役ビフ タネンが支配する荒廃した街の象徴、ビフのカジノパレスだ。

コロナ危機で醸成される、専門家・有識者への不信

 基本的に医者を信用していない。だから風邪を引いたり熱が出たりしても病院にもいかない。事故等でとてつもない痛みや苦しみを伴うような怪我をしたら、流石に世話になるかもしれないが、そういうことでもない限り、今後も積極的に医者にかかったり病院に行くということはないだろう。

大手メディアにまで蔓延するコタツ記事

  コタツに入ったままでもお手軽に書ける内容の乏しい記事 、という意味で、実体験もなく取材や調査もせず、有名人や芸能人のテレビやラジオ、ネット配信などでの発言を文字起こししただけで考察も指摘もない記事は、コタツ記事と呼ばれている。更に酷く、有名人や芸能人が、ブログやSNSでああ言っています、こう言っていますとしただけの記事を、コピペ記事と呼ぶ。読んで字のごとく、他者のネット投稿をほとんど コピー&ペーストしただけの記事 という意味だ。

ラリージャパン2020中止の先にあるのは…

 とうとうWRC 2020シーズンの日本戦・ラリージャパンも中止が決定した( FIA世界ラリー選手権「ラリージャパン 2020」開催を断念 - Car Watch )。2020年のラリージャパンは、2010年に北海道で開催して以来10年ぶりの開催予定だった。2008年にスバルがWRCから撤退して、1990年代から2000年代初頭にかけて、WRCで一時代を築いた日本の自動車メーカーが姿を消していたが、2017年にトヨタが18年のブランクを経てWRCに復帰し、やっと本拠地日本でのラリーイベントも2020年に復活する予定だった。

日本、虚飾と虚栄の国

 このブログは自分の日誌のようなものだ。当初は毎日書くというルールはなかったが、始めて数か月毎日書いた結果、毎日書くことが当然となり、いつの間にか毎日書くことが自分のルールになった。ただこの数か月、言い換えればコロナ危機が生じて以来、仕事は半減してしまったので時間には以前よりも余裕があるのに、何度か「もう書くの止めようか」と考えることがあった。

ゆるフワ政権とゆるフワ支持者

  ○○にマジ感謝 。日本のヒップホップやレゲエなどの楽曲でよく歌詞に用いられるフレーズだ。厳密に調べたわけではないが、最も多いと感じるのは、母や父などの親への感謝だ。次に多いのは多分友達で、その後に地球や自然、故郷や地元などが続くように思う。  自分はこの手の歌詞に大抵共感できない。具体的な何かがあってそれらに感謝と歌っているなら「そうか…」とも思えるのだが、あまりにも漠然としたそれらへ感謝と歌っている曲も少なくない。そのような歌詞の、感謝という言葉を口にする自分に酔っている感じが好きになれない。

TikTokの問題から、日本の行政とメディアの問題を考える

 安全保障上の懸念を理由に、中国企業・ファーウェイの排除にトランプ政権が動き出したのは2018年だった。ファーウェイに限らず、中国の情報系企業への懸念は2000年代からあったが、具体的な動きはその前後からである。ファーウェイ製端末は現在も販売されているが、アメリカ製ハイテク部品やソフトウェアの供給を事実上禁止する措置が行われているため、Youtubeやgoogleマップなどのアプリケーションをインストールできない状態だ。

日本を蝕む戦争プロパガンダ

  8/15は終戦の日・終戦記念日とされている 。太平洋戦争末期の1945年8/15、正午から終戦の詔書を昭和天皇が朗読したレコードがラジオ放送(玉音放送)された日だ。これによって国民と軍にポツダム宣言の受諾と降伏することが決定したと伝えられた( 終戦の日 - Wikipedia )。しかしあくまでもこれは日本の終戦の日であって、諸外国では、降伏文書調印が行われた9/2が第二次世界大戦・対日戦が終わった日とされていることのほうが多い。

ただでさえこれまでの常識、従来の見解が簡単に覆るのに

  飛行機は数分で機内の空気が全て入れ替わる ので密閉空間とは言えない。だから過度に感染を懸念する必要はない。コロナウイルス感染が拡大する中で、そんな話がしばしば聞こえていた。飛行機に限らず電車などに関しても同種の話はあったし、客数の激減に晒されている映画館やコンサートホール等に関しても同種の話があった。

政府プロパガンダ放送局・NHK

 今、自分の中で NHKに対する不信 が過去最高に高まっている。以前は日本の報道機関の中での信用度は高いと考えていたが、その評価を変えたのは東日本大震災、というか福島原発事故だった。原発事故の後、政府発表をそのまま伝えたのかもしれないが、メルトダウンという一般的な表現を用いずに「炉心溶融」と分かりにくい表現をしたのが大きな理由だった。

「被爆者援護したいなら何故控訴するのか」と矛盾をハッキリと指摘できないメディア

 原子爆弾投下後に降った、原子爆弾炸裂時の泥やほこり、すすや放射能などを含んだ重油のような粘り気のある雨を「 黒い雨 」と呼ぶ。原爆投下後の広島で黒い雨の降った範囲は、当時の気象技師の調査などに基づき、爆心地の北西部に1時間以上降った「大雨地域」(南北19km、東西11km)と、1時間未満の「小雨地域」(南北29km、東西15km)とされ、国は「大雨地域」在住の被爆者にのみ健康診断やがんなどの特定疾患発病時の被爆者健康手帳の交付を行ってきた。だが、実際にはその地域よりもはるかに遠い地域でも降雨が報告されており、この基準に対しては批判も多かった( 黒い雨 - Wikipedia )。

井崎式競馬予想的なテレビ報道、そして行政

 今は興味がなくなってしまったが、G1くらいだけだが20代の頃は馬券を買っていた。儲けたいというよりも、予想をしてレースを見るのが楽しかった。だから本当は馬券は買わなくてもよかったのだが、自動車やバイクレースと違って投票券が買えるんだから買っておこう、みたいな気分だった。

保身、責任転嫁、責任逃れ

 「食品衛生法では、食中毒を起こした店は営業停止になる。指定感染症のコロナでも、同様の制度に置き換えるべきだ」と、8/8に兵庫県・井戸知事が会見で発言した。「 感染者が出た飲食店を営業停止処分 にできるように法を改めろ」と言っている。一応「防御もしないで感染源になってしまう場合」と言ってはいるが、どの程度の対応を想定してそんなことを言っているのだろうか。

カンペが手放せないポンコツレコーダーが首相であり続けることが出来るのは…

 8/9、8/6の広島の式典と同様に、首相の安倍が挨拶を行った。 安倍の挨拶は広島も長崎も殆ど同じ内容 だと一部で指摘されている。この男の気持ちのなさが強く感じられるが、これは今年に限った話ではない。少なくとも2012年12月に安倍が首相に就任して以降、毎年のことである。

今の政府が続けば状況は更に悪化する

 日本の夏まつりと言えば、その多くはお盆に関連する祭りだ。各地で行われる盆踊りはその典型的なもので、やぐらを組んで太鼓を鳴らし、その周りをみんなでぐるぐると回りながら踊るのが一般的なスタイルだ。お盆は概ね8/15前後だが、その時期に郷里に帰省する人が多い新興住宅地などでは、それより前、もしくは後に時期をずらして行われる場合もある。

幼稚な言い逃れをしても務まる仕事

  維新所属の港区議が公然わいせつの疑いで現行犯逮捕された 。昨今警察も全然信用ならない組織に成り下がってしまったが、現行犯逮捕となると、報道されている内容にとんでもない不備でもない限り言い逃れはできないだろう。だが、当該区議は容疑を否認しているようだ。

所属議員による誹謗中傷を咎めない党に何が期待できるか

 テレビのリアリティーショーに出演したことで誹謗中傷を受け、その後亡くなった木村 花さん。7/31に番組を制作したフジテレビが 内部調査の報告書 を公表した。しかし、木村さんの母・響子さんは「 なぜ誹謗中傷が起きたのか、本質を見ず、(SNSの誹謗中傷など)自分たちの責任がないところに責任を押し付けて逃げているようにしか思えません 」「 放送する人としてのモラルを持って、問題と向き合ってほしい 」と不信感を募らせている。

創作マナーの流布と実質的強要

 バッドマナーズは、スペシャルズやマッドネスと並んでイギリスを代表する、いやイギリスにとどまらず世界屈指のスカバンドの1つである。バンド名は読んで字のごとく 悪いマナー、つまり不作法・行儀が悪い・失礼などの意味である。彼らが活動を始めた1970年代はパンクロックの第一世代が盛り上がっていた頃でもあり、またロック自体に権威や体制への反抗精神があった為に、彼らはこの名前を選んだのではないだろうか。

「且つてジャパンアズナンバー1と呼ばれた」国の悲しい現実

  日本の戦後史に関する番組や特集で、1980年代後半から90年頃までにかけての、所謂バブル期に触れる場面で頻繁に耳にする「 ジャパンアズナンバー1と呼ばれた 」というフレーズ。このフレーズは、米国の社会学者・エズラ ヴォ―ゲルさんの1979年の著作「Japan as Number One: Lessons for America」に由来する。

最早詭弁とも言えないようなレベルの稚拙な詭弁

 ペルシア戦争からペロポネソス戦争頃、つまり紀元前400年代に、ギリシア・アテネで活動していた、金銭を受け取って徳を教える弁論家のことをソフィストという。ソフィスト自体は決してネガティブな存在ではないが、中には金銭と引き換えに「徳のようなもの」として自身の思想等を強弁するだけの者もいたそうで、sophistから派生したsophismは「 詭弁 」という意味になっている( ソフィスト - Wikipedia )。

都合のいい部分だけつまみ食い

  #安倍やめろ というハッシュタグが、昨日ツイッター上で盛り上がりを見せていた。この「安倍やめろ」という表現は、少なくとも自分には、必ずしも有効なスローガンとは思えない。とてもストレートで分かりやすい反面、攻撃性も持ち合わせていて、政治に無関心な人達の目には、反安倍=攻撃的、という風にも見えかねないからだ。

日本の代表的ヤクザ組織

  ヤクザ - Wikipedia では、ヤクザとは、組織を形成して暴力を背景に職業として犯罪活動に従事し、収入を得ているもの、と定義している。報道や行政機関では、ヤクザのことを概ね暴力団とか( 暴力団 - Wikipedia )、反社会勢力と呼ぶが( 反社会的勢力 - Wikipedia )、この場合の暴力とは決して物理的暴力とは限らない。

発熱する恐怖

 あからさまに新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることについては、この数日何度も書いてきたので、今日は何人の感染者が…ということを書く気にもならない。同じことを書くのは面白くないし、再拡大が始まってからもう1ヶ月以上が経つが、その間に行政がやったことと言えば、Gotoトラベルという、英文法的にもおかしい狂気の旅行促進政策と、布マスクの再配布検討ぐらいで、そのようなことを書くのも暖簾に腕押し感しかない。