自民党が総選挙での圧勝を背景に国会での質問時間の配分について、これまで野党側に多く割り振られていた配分を見直すことを検討している、と複数の報道機関が伝えている。これまでの割り振りや自民党が検討している新たな割り振りについては、与野党・報道機関によって認識に差があるが、いくつかの報道から判断すると、麻生政権までは概ね与党4:野党6だった割り振りを、民主党政権時代に野党だった自公側の要求により与党2:野党8の配分になり、その後は概ねその配分で運営されていたが、今後の配分について与党側が獲得議席数を理由に野党側の配分を減らす検討をしているというのが現状のようだ。この件が最初に明るみになった際は、自民党が与党8:野党2という配分を検討、などという記事も見かけたが、その後は検討されている具体的な配分については続報がほぼない。一部では明日召集される特別国会の会期延長を野党側が求めているのに対して、与党側がその引き換えに質問時間についての配分変更を要求しているという報道もある。