「米国、そこまで偉大だったことない」とNY知事、トランプ氏が非難 CNNが8/16に報じた記事の見出しである。内容はほぼ見出しそのままで、ニューヨーク州知事のクオモ氏が15日に行った演説の中で、「 米国が過去にそこまで偉大だったことはない 」と述べたことに対して、トランプ大統領がツイッターで、 “WE’RE NOT GOING TO MAKE AMERICA GREAT AGAIN, IT WAS NEVER THAT GREAT.” Can you believe this is the Governor of the Highest Taxed State in the U.S., Andrew Cuomo, having a total meltdown! — Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年8月16日 「私たちはアメリカを再び偉大にすることは出来ない、何故ならこれまでも大して偉大ではなかったから」(クオモ氏の発言)。これがアメリカで最も課税が厳しい州の知事の発言と信じられるか? アンドリュー クオモは完全に気が狂った! と批判した。アメリカは尊敬するべき部分もあるが、例えば原爆の使用やベトナム戦争など軽蔑するべき部分も多く、個人的には決して偉大な国だとは思わない。しかし実際にアメリカが過去に偉大だったかどうかは別として、自画自賛的に偉大さを必要以上に強調する者には、日本人的な感覚の所為かもしれないが、ある種の胡散臭さを感じてしまう。勿論、誇るべき事を誇る事には何も問題はないのだが、前述したような原爆の使用やベトナム戦争などの過ちに触れることなく、若しくは度外視し、トランプ氏はプロパガンダ的に「 アメリカは偉大だ 」とか「 再び偉大な国に 」と言っているようにしか見えず、ニューヨーク知事の感覚の方がまともに思える。