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投稿

12月, 2020の投稿を表示しています
 

最大2025年まで2020年が続く懸念

 2020年も今日で終わる。この数年間、毎年暮れには「今年も酷い年だった」と思ってきたが、今年は輪をかけてというか、東日本大震災と福島原発事故が起きた2011年よりもある意味酷い年だった。毎年のように酷いことはあるが、気晴らしになるようなこと、光が見えるようなこともあった。しかし2020年は気晴らしになるようなこと、光が見えるようなことがかなり少なかった。

日本の人口の約3.2%が国外にルーツを持っている

 ニューヨークやロンドンでは、様々な人種・英国や米国外にルーツを持つ人が当たり前のようにいることに驚いた。そう感じたのは15年以上前で、今は東京もかなり多様な人達がいる街になったが、それでも当たり前の度合いが段違いというか、東京は今も決して当たり前にはなっていない、と感じる。

「努力したい」としか言わない首相とシューベルトの魔王

 ADSLなどのサービスが提供され始めたインターネット常時接続回線黎明期、ベストエフォートという表現を使った広告が流行った。ベストエフォート 10Mbpsのように謳い回線の速度を宣伝していた。 ベストエフォート / Best-effort とは読んで字の如く「最大限の努力」という意味 で、常にその回線速度でサービスが利用できるとは限らないが最大10Mbpsの速度が出る、というニュアンスだった( ベストエフォート - Wikipedia )。

「会食ではない」とて複数人で飲食店に集わば、即ち会食なり

  狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。 という一節が徒然草の中にある。「狂人の真似だと言って大通りを走り回れば、それはもう(狂人の真似ではなく)狂人そのものだ。悪人の真似だと言って人を殺せば、真似ではなくもう悪人そのものである」という意味だ。

対策とは最悪の状況を招かないようにするもの

 数年前から、第二世代GT-Rと呼ばれる90年代につくられた日産 スカイラインGT-Rの中古価格が高騰している。1989年から2002年までの間販売されていた第二世代GT-RにはR32/R33/R34型の3種類がある。1989-1994年に生産されたR32型は、2005年頃には100万円以下も珍しくなかったのだが、現在はどの型も安くとも200万以上で、程度がよければ1000万円を超える価格がつく。

日本人は恥を知らねばならない

 虚偽答弁の固定した定義は国会の中にない。官房長官の加藤は12/25の記者会見で、国会答弁における「虚偽」の定義に関して、「何をもって虚偽答弁というかは、必ずしも固定した定義が国会の中であるとは承知していない。使われる文脈によって判断されている」と述べた( 加藤官房長官「虚偽答弁の固定した定義は国会の中にない」 - 産経ニュース )。

怠惰な日本人 / 堕落した日本

 最近は検索すると少年マガジンで連載されていたマンガ/アニメばかりがヒットするが、元来七つの大罪とは人間を罪に導く恐れがある欲望や感情のことで、キリスト教の主にカトリックの教えである( 七つの大罪 - Wikipedia )。七つの欲望/感情とは、傲慢・強欲・嫉妬・憤怒・色欲・暴食と、今日のトップ画像にした「怠惰」だ。

ジャパンアズワーストワン / Japan as Number One from the bottom.

  「且つてジャパンアズナンバー1と呼ばれた」国の悲しい現実 、というタイトルの投稿を書いたのは今年・2020年8/5のことだった。勿論、米国の社会学者・エズラ ヴォ―ゲルさんの1979年の著作「Japan as Number One: Lessons for America」のことを交えつつ、日本の新型ウイルス対応の杜撰さ、というか悲惨さを嘆いた内容だった。

日本は諂上欺下な国

 昨日ツイッターのトレンドに「万引き理由」というワードがあった。話題の元は読売新聞の「「 万引き理由に自主退学させられた」元生徒側と県が和解、校長は誤り認め直接謝罪 社会 ニュース 読売新聞オンライン 」という記事だった。万引きを理由に県立高校を自主退学させられたのは不当だとして、元生徒の男性と両親が県を訴え、当時の校長が判断の誤りを認めて和解が成立した、という話である。

封建的な学校教育が持つ虐待的側面

 教えることを怠って何かを安易に禁止したり遠ざけたりするのは、判断力を養う機会を子どもから奪うことでもあり、程度や場合によっては虐待に当たるのではないか? ということを 10/19の投稿 で書いた。未成年者には充分な判断能力が備わっているとは言えず、保護者などがそれを補助するのは当然だが、 大人が判断を押し付けることで子どもが判断する経験をしなれば、子どもの判断力は養われない 。

信頼のおけない政府(とメディア)

  すべての政府は嘘をつく 、は1920から80年代にかけて活躍した米国のジャーナリスト・I.F.ストーンの信念であり、その信念を受け継ぐ現代のフリージャーナリストに焦点を絞った、2017年に制作されたドキュメンタリー映画のタイトルでもある。

「秘書がやった」では許されず

  秘書が勝手にやった事、と最初に言ったのは誰なんだろう? と思って少し調べてみたのだが、明確にこれと特定している/出来る情報は見当たらなかった。だが少なくとも1983年には、衆院選活動期間中に、新井 将敬候補の選挙ポスターに石原 慎太郎の公設秘書がシールを貼った公職選挙法違反事件で、石原が「秘書が勝手にやった事」と言っている( 黒シール事件 - Wikipedia )。

If apologies worked why would we need the police./ 御免で済んだら警察はいらない

  御免で済んだら警察はいらない 。この言い回しは小学生でも知っている。ただ謝罪をしただけでは罪は帳消しにはならない、ということを示す言い回しだ。しかしこれは絶対的に妥当な話ではない。刑事事件には非親告罪と親告罪があり、非親告罪の場合は謝罪だけで罪は帳消しにはならないが、親告罪の場合、被害者が告訴を取り下げれば不起訴となるので、被害者への謝罪(+α)で罪は帳消しになることもある。

自民党は最早白色テロ集団

 ”自由”民主党と自由を党名に掲げる党が、選択的別姓という各個人の自由を尊重する制度に反対しているのはあまりにも矛盾している。ということについて 11/18の投稿 で書いた。自民党総裁であり首相だった安倍は、再三に渡って「改憲議論をしないのは思考停止だ」と主張していたが、その党が選択的別姓の議論に関して、非論理定な根拠に基づいて消極的なのは、最早滑稽としか言いようがない。

非論理的な国、ニッポン

 DHCが会長名義で、在日コリアンへの蔑称を用いたあからさまな差別を含む声明を自社サイトで公開した。この件について、差別丸出しのDHCを強く批判しなけばならないのは当然なのだが、それに付随して指摘しなければならないことがいくつかある。

自分達が作った基準さえ捻じ曲げてしまう政権

 落語には与太郎噺というジャンルがある。カボチャ屋・道具屋・孝行糖・大工調べなどがその代表的なネタだ。それらに出てくる与太郎キャラクターとはどこか憎めないタイプで、稀に杓子定規な人に対する鋭い指摘をしたりもするが、基本的には 間が抜けていて物事をよく考えないタイプ だ( 与太郎 - Wikipedia )。

今の日本は嘘にまみれている

 荻上 チキさんの「 この速報テロップよ 」のという ツイート に添付されていた画像は、読売テレビのワイドショー 情報ライブ ミヤネ屋 が映ったテレビ画面だった。画面の左上には「速報 菅首相 取材に応じる」とある。取材に応じることを速報として報じられてしまう菅、そしてそんな速報をしてしまう読売テレビや日本テレビの感覚は、一体どうなっているのだろうか。

コロナを自国民の締め付け強化に利用

 国連の安全保障理事会で北朝鮮の人権状況についての非公式会合が開かれ、日本やドイツなどが「 新型ウイルスの感染拡大を利用して国民の人権を侵害している 」などと北朝鮮を強く非難した。とテレビ朝日などが伝えている。大前提として、北朝鮮当局が人権弾圧をしているならそれを非難する必要はあるが、果たして日本は他国の人権状況を非難できるような立場の国だろうか。

自衛隊派遣要請があっても「医療崩壊危機に瀕しているか分からない」

  合理性を欠いた猪突猛進、精神論に頼った美化は日本のお家芸 である。過去の戦争ではそんな馬鹿げたことを繰り返してきた。日露戦争 旅順攻囲戦・203高地では、機関銃が待ち構えるロシア軍の要塞に向かって歩兵による突撃が行われ、兵力に大損害を被った。太平洋戦争でも狂気のインパール作戦が行われ、島嶼部の戦線では所謂バンザイ突撃が横行した。そして極め付きは特攻作戦の類である。

いつの間にかGoToが悪いことになってきちゃった

 首相の菅が、12/11にニコニコ生放送の特別番組「 菅義偉総理が国民の質問に答える生放送 」に出演したが、これでもまだ有権者が自民政権のおかしさ、異様さ、酷さに気づけないなら、いよいよ日本終了のお知らせだ。日本人は皆落語の与太郎噺レベルの抜け作で、詐欺師入れ食いの国と宣伝するようなものだ。

彼らが言っているのは、人に迷惑をかけるな、ではなく、俺の気分を害するな、だ

 新自由主義と日本語で言う場合に、英語の Social liberalism(new liberalism とも)を指す場合と、Neoliberalism を指す場合があるが、2つは全く正反対の性質の考え方で、最近は 新自由主義と言えば主に後者のネオリベラリズムを指す 。新自由主義/ネオリベラリズムとは、政府による個人や市場への介入は最低限とすべき、つまり所謂小さな政府を是とする考え方だ。

子どもの頃は行きたい飲食店のトップを争っていたのに…

 現在はグループ名としてのみ残っているが、当時は自分の住む地域ではファミリーレストランと言えば…的な存在だったすかいらーくと並んで( すかいらーく - Wikipedia )、 マクドナルドは子どもの頃行きたかった飲食店で1,2を争う存在 だった。しかし今では、少なくとも自分にとっては、牛丼店と並ぶ「とりあえずコンビニよりは…」な位置付けの飲食店になっている。

言動の裏側にある思惑

 月日が経つのは早いもので、2020年ももう残すところ3週間だ。つまり新型ウイルスの感染拡大が始まってから既に約1年が経つ。2019年までの数年間は、北朝鮮の話題が1年のどこかで盛り上がっていたが、今年は殆ど目につかなかった。 全く北朝鮮に関する報道がなかったような印象すらあるが、果たしてその印象は正しいだろうか 。

日本一億総「豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ」みたいな状況

  豆腐の角に頭をぶつけて死んでしまえ 、という言い回しは、四代目橘家円喬の演目・情死の情死(心中の心中/花見心中とも)に出てくる「生きていたって甲斐性がない奴は豆腐の角へ頭をぶつけて死んでしまった方がいい」という、落語の言い回しからきた言葉なのだそうだ( 心中の心中 しんじゅうのしんじゅう 演目 落語あらすじ事典 web千字寄席 )。

コロナよりも危険なNHK

 昨日の投稿のタイトルは「 コロナより危険な自民党 」として、トップ画像には、首相の菅が「我々(自民党)こそが新型ウイルスである!」と宣言している風刺画像を作って用いた。投稿の最後で「コロナより危険な自民党とメディアと有権者の半分」とし、 権力を前に沈黙、と言うよりも寧ろ迎合するメディアも、コロナウイルス以上に日本を危険な状態に陥れる側 であると指摘した。

コロナより危険な自民党

  #コロナより危険な自民党 というハッシュタグがツイッターのトレンドに上がっている。少し前には、 #日本のコロナは自民党の人災 #自民党に殺される #自民党政権が日本を滅ぼす #自民党に政権担当能力はありません などのタグによる投稿も多く見られた。どのハッシュタグにも共感しかない。

原子力/石炭火力の二の舞になりかねないハイブリッド車

  この先自動車は間違いなく電気・EVへシフトしていく 。それはもう間違いない。その流れを止めることはできない。所謂EVではなく水素を使う燃料電池車の逆転はあるかもしれないが、ガソリンや軽油などの化石燃料を使用するタイプにもう未来はないことだけは明白だ。人力・馬などから機関車や蒸気船など蒸気機関へ、そして内燃機関へと移動手段の動力源が変遷したのと同様に、今後は電気モーターがその主流になる。

メディアが創り出す虚像

  虚像 とは、レンズや鏡で屈折、反射された光線が実際には像に集まらないが、光線を逆向きに延長すると集まって一種の像を作ることをいう( 虚像 - Wikipedia )。転じて、第三者によってつくられた実際とは正反対の姿も指す。科学的な意味合いでの虚像は実像に準じた像なのに対して、後者は実態と正反対の姿を指すのがとても興味深い。一般的には本来の意味の前者よりも、派生した用法の後者のイメージが強いのではないだろうか。

世界の中心ってどこだよ

  世界の中心で愛を叫ぶ、とは、2001年発刊の小説及びそれを原作としたマンガ/映画/テレビドラマで、小説は300万部を超える大ヒット、映画も大人気だった( 世界の中心で、愛をさけぶ - Wikipedia )。ひねくれた自分は、タイトルを見てまず「 世界の中心ってどこだよ 」と思った。

逼迫を避ける対処こそが重要

 格闘技をやっていたわけでも好きでよく見るわけでもないが、動ける範囲が限定されてしまい、相手の攻撃をまともに受けやすくなるので、 ロープ際やコーナーに追い詰められないようにフットワークを使って動き続けるのがセオリー だということくらいは知っている。序盤はどちらの選手もそのセオリーに従って相手の様子を窺うものだが、試合終盤になると劣勢な選手の足が止まり、追い詰められてラッシュを食らう場面をよく見る。

朝令暮改 政治家が国を亡ぼす

 朝出した命令が夕暮れには変わっている、という話が元になっている四字熟語「 朝令暮改 」は、法令/命令等が頻繁に変更されて一定しないことを指す( 朝令暮改 - Wikipedia )。そこから転じて、法令や命令に限らずコロコロと話が変わる、一定しないことなどを指す場合にも用いられる表現だ。