自分が子供の頃は、テレビが年末年始らしくなるのは大体クリスマスイブ・12/24以降だったように記憶しているが、近年は常日頃から2時間特番なども多く、12/10前後からレギュラー番組の年内最後の通常放送が多くなり、特番・特番・また特番のような状態になる。年の瀬に近づくにつれ、特番の時間はどんどん長くなる傾向で、4時間特番、5時間特番も珍しくなくなる。個人的には、どんなに面白かろうが同じ番組を飽きずに見ていられるのは2時間程度が限度だ。多くの商業映画がこの枠内に収まるように作られているのだから、この感覚は多くの人が持っているものだろうと想像する。 大体4時間特番とか5時間特番と言っても、2時間番組×2とか、1時間番組×3 + 2時間番組×1を連続して放送しているだけで、番組表で枠が大きい方が目立つからとか、一度見始めた人の「最後まで見よう」という感覚に頼ろうという思惑とか、要するに視聴率の為にそんなことをしているのだろうと個人的に想像している。2時間以上は見ていられないタイプの自分からすれば、何週かに分けて放送した方が「また見たい」と思えるだろうし、「わざわざ過剰に長時間番組化して、飽きさせてどうするのか」とも思ってしまう。そんな風に感じながら、年末年始のバラエティなどの特番を見ている。